green bean poriyal
インゲンのココナッツ炒めです。ココナッツを入れないこともありますが、インゲンの場合は入れたほうがおいしいと思います。
インド旅行した方々の写真を見ると、バナナリーフの上にこのインゲンのポリヤルがのっているのをよく見ます。インドでも安い野菜なのかもしれないですね。それと、インゲンって、味にくせがないので、使いやすいのかもしれません。
動画を作りました。イメージをつかむのに使ってください。
材料と手順
(4人分)
●インゲン——150g(5mm幅に切る)
●サラダ油——大さじ1
●マスタードシード——小さじ1/4
●ウラドダル——小さじ1/4
●ヒング——小さじ1/8
●ホールチリ——2本
●塩——小さじ1/2
●ココナッツシュレッド——大さじ1(ミキサーで、すこし細かくする)
①鍋にサラダ油を熱して、マスタードシードを入れる。半分くらい弾けたらウラドダルを入れ、かるく色づいたら、ヒング、ホールチリ、塩を入れて、切ったインゲンを加える。ざっとかき混ぜたら弱火にして蓋をして、インゲンに火を通す。もし焦げ付きそうであればすこし水を入れる(分量外)。
②インゲンに火が通って柔らかくなったらすこし細かくしたココナッツシュレッドを加えて火を消して、良くかき混ぜる。味を見て足りなければ塩を足す。
インゲンのポリヤルのポイント
・焦がしたりしなければ失敗がない料理なので、ざっくりと作りましょう。強火で炒めるのでなく、弱火で炒めたほうが良いです。
・インゲンの火の通し方は、和食や中華よりは柔らかく、かつ、べちゃべちゃにならないくらいです。
・しっかりと塩気が感じられるようだと、すこし塩が多いです。一歩前で止まるくらいの塩加減にします。
・インゲンは、あれば生のもの、なければ冷凍のものを使ってください。
こういう作り方もあります
・玉ねぎ無しで作っていますが、みじん切りの玉ねぎを加えることもできます。インゲンは、しっかりと味のする野菜なので、玉ねぎが無くてもおいしく作れますが、好みによっては、ニンニクや生姜を入れることもできます。青唐辛子も入れられます。
・クミン、カレーリーフ、チャナダル、などをスターターに使うこともできます。また、ターメリックを小さじ1/6くらい入れても、ちょっと色が汚くなって安食堂らしいかもしれません。保存性も高まります。逆に、スパイスは一切なしでも作れます。それはそれでおいしいです。
・インゲンの切り方は、ご飯に混ぜ込みやすいように細かくしていますが、もっと長く切っても良いです。お好みでどうぞ。
・ココナッツは、ココナッツファインを使っても良いのですが、それだと少し細かすぎるので、ココナッツシュレッドを、すこしだけミキサーにかけてつかうと良いと思います。シュレッドそのままでも良いです。
・ネットでレシピを眺めていると、タマリンドを入れる人もいました。はあ、そういう人もいるんですね。
どうやって食べるか
・ミールスの一品としてどうぞ。歯ごたえも味も良いので、とても使いやすいです。
・原価は、生のものを使うと、オマーン産でもグラム当たり90円くらいはするので、あまり安くはありません。国産だと少し上がります。南インド屋の店舗では生を使っていましたが、こだわりがなければ、冷凍のものを使えば安いし便利です。ものによっては、筋が硬くて食べにくいものもあるので、できるだけ細いものを選んでください。JFSAで出しているものは、まあまあ良いです。
ポリヤルは、ミールスにはぜひ欲しいものです。トーレンでもサブジでもメルクプラティでも良いのですが、ややこしいのでポリヤルで通します。色々な野菜で作れるので紹介します。
キャベツは年中売っているし、安いしおいしいし簡単なので、おすすめです。
ただ、春キャベツは高いのでいやですね。ミールス屋さんの親友です。
色々な野菜を使ったポリヤルです。レストランっぽくなるので、お洒落で売りたいときにはこれですね。ここでは、インゲン、人参、キャベツ、茄子、で作っています。
冬瓜を炒めたものです。冬瓜の質によっては、水っぽくなることもあります。
おいしいですけど原価は高いです。