Ashgourd poriyal
冬瓜のココナッツ炒めです。正確に言うと、winterrmelonかもしれません。ashgourdと言ったほうが格好いいです。
冬瓜を炒めてココナッツをまぶしたもので、そのまま食べておいしいかと訊かれたら、ちょっと考えてから、わりとおいしいよ、と答えるような味です。ただ、ミールスの一品としては、とても良いです。冬瓜のほろ苦さがおいしいのです。
そもそもポリヤルとは何だろう、という方はこちらの定義のようなものをご覧ください。
まずは動画でイメージをつかんでください。ただ冬瓜を炒めているだけの動画です。
材料と手順
(3人分)
●冬瓜——250g
(1.5cmの角切り)
●サラダ油——小さじ2
●マスタードシード——小さじ1/2
●玉ねぎ——大さじ1
(みじん切りにして量ってください)
●青唐辛子——1/2本
(みじん切り)
●ターメリック——小さじ1/4
●塩——小さじ1/2強
●カレーリーフ——10枚程度
●ココナッツファイン——大さじ山盛り1
①鍋にサラダ油を熱し、マスタードシードを入れる。全体の半分くらいが弾けたら玉ねぎ、青唐辛子、ターメリック、塩、カレーリーフを順番に入れて、ざっとかき混ぜる。そこに、冬瓜を加えて、かき混ぜたら蓋をして、弱火で10分くらい火を通す。ときどきふたを開けてかき混ぜないと焦げることがあるので注意。
②冬瓜は、火が通ってくると透明になって水っぽくなる。冬瓜に8割がた火が通ったら、ふたを開けて、水分を飛ばすように中火で3分ほど炒める。ココナッツファインを入れたら弱火にして、かき混ぜながら1分ほど炒める。味を見て、足りなければ塩を足す。
冬瓜のポリヤルのポイント
・なんだか半端な味だなあ、となれば、成功です。うまくできています。塩味はあまり強くつけないで、マスタードの香ばしさや、冬瓜のほろ苦さを楽しむ食べ物です。
・色としては、ターメリックの薄黄色になっていればそれでOKです。簡単です。
・冬瓜に完全に火を通してしまうと、べちゃべちゃになりますので8割くらいで火を止めてください。また、冬瓜は炒めると水が出るので、炒めるときに水は加えないでください。ココナッツを入れる直前には、ちょっと冬瓜の水分が出ていて、それをココナッツで吸い取って仕上げるイメージです。
・強火で炒めると、ポリヤルっぽくなりませんので、弱火から中火で炒めてください。
こういう作り方もあります
・ココナッツファインと書きましたが、ココナッツシュレッドをあらく挽いたもののほうがおいしいです。市販のココナッツファインは、挽き方が細かすぎることがあります。
・ターメリックは入れなくても料理としては成立します。ただ、なんとなく、このポリヤルに関しては、黄色味をつけたほうが良いと思います。
・玉ねぎフリーで作ってもおいしいです。バラモンを歓待するときなどは、玉ねぎ抜きで作ってください。
・青唐辛子を入れなくても作れます。
・スパイスはマスタードシードしか使っていませんが、クミン、ヒング、コリアンダーパウダー、チリパウダー、ホールチリ、ウラドダル、チャナダル、などを入れてもよいです。最初に油で炒めてください。
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