雑記2018/11/「ダルカウント」「料理教室あれこれ」

2018/11/25

●ダルカウント

今日、「ダル」という言葉をもっとも使った日本人は僕だと思った。食材店の日本人店員がいたら負ける気もするけど。

●料理教室あれこれ

ミールス教室は遊びが少ない。そこまで難しくはないことを、細かく正確に積み上げていく教室だから。ある意味、ミールス教室の講師は誰でも出来るだろうと思う。というより、本来の僕のざっくりした気質には向いていないような気もする。で、今日やったような、ひたすらダルを煮て食べる料理教室となると、これを一般に料理教室と呼ぶかは自信がない。レシピを作らず、ザクザク作っていったから、レシピがないと再現できない、という人には再現は難しいと思う。だから、再現することが料理教室の目的なら、今日のは教室ではないのかもしれないけど、僕は、今日の方が、いつもより、教室だと思っている。なんでレシピを作らなかったかというと、塩小さじ1と書くと、塩小さじ1という数値としての印象が強くなるから。最初に作った、ムングダルをあまり煮崩さず、さらっとさせたダルを家に帰って再現する場合、レシピを見て塩と水をきっちり量る再現法もあるけど、「あ、こういうちょっと塩をうすくしてさらっとさせたのもおいしいな」という印象を持ち帰ってもらって、それでもって再現できるようになるほうが、今回の料理教室の趣旨にかなうと思ったから。趣旨というのはつまり、素材の味から料理を解釈をすることだとは思っているけど、うまく伝えられているかはわからない。俺は何を教えているんだ、という気もしないでもない。そもそも、教える、という行為をして良いのかもわからないけど、とりあえず楽しくておいしくてお腹いっぱいになればいいかな、と思って運営している。僕に料理教室主催としての特異性があるなら、企画して文章を書いて料理をして喋って、というのを全部出来ることだとは思う。よし、正統派はあきらめて、おもしろ料理人としてデビューしよう。ガラスに絵をかいたりもしよう。

●流行は巡るとは言うけれど

若い女性のファッションが、昭和にしか見えない。僕は30歳。50歳の人がそう思うのならまだわかるけど、30歳の僕がそう感じるのはまずい気がする。だって、僕の同世代の冴えないあのひとの、だっせえ服、と思っていたのがいつのまにか流行りの先端。周回遅れで暫定トップ、みたいな。

●ブロッコリーのポリヤル

プルプルのトッピングでブロッコリーのポリヤルがあって、おいしかったからまた食べようと思っていたけどそれ以来見ていない。どうやら、もらい物のブロッコリーで作ったようで、ということは、もう二度目はないということ。だれか持って行ってほしい。近くにまいばすけっとがあるから、そこで買って持って行ってほしい。