雑記2019/02/14「お湯を注いで飲むラッサム」「チョコレート市場」

2019/02/14

●dyego zuffo

barcelona lassaに所属しているブラジル人選手。たぶんいまのフットサル選手で、一番、カットインがうまい人。止まった状態から、右側に持ち出すのが一番うまい人。カットインからのシュートが十八番なのだけど、ずらしてパス、というのが異常にうまい。これはハイライトだからわかりにくいけど、ボールを持って前を向いたら、ほぼ必ず一人は相手を無力化する。0:23からの得点シーン。ずらしてからのシュートがあるせいで、ディフェンスが、全員dyegoを注視するから、ほかの人がフリーになりやすくなる。

こっちのゴールシーンも似たような形。こちらは、ゴールを決めた選手の強引さで点に結び付いたけど、ディエゴに注意を奪われて、離れているディフェンダーまで動きが止まっていたのは同じ。イニエスタみたい。

彼は、止まった状態からも、動きながらでも、相手のタイミングを外して右に持ち出す動きがうまく、さらに、常にゴールに向かう動きをする。だから、相手は、常に警戒しなければいけなくなる。憧れる選手の一人。けがが治ったら、もう一度この動きを練習する。この一芸だけで食っていける。

●お湯を注いで飲むラッサム

ほぼ形になった。カップに入れてお湯を入れたらラッサムになる。スパイス依存症の人にぴったり。試しに作ったら、あれ?これふつうにミールスに組み込めるよ?という完成度でびっくりした。まあ、ラッサムって、単純な料理だから、当たり前と言えば当たり前か。本当は、フリーズドライのトマトを入れたいのだけど、ペット用のものしか売っていないのと、まともに仕入れようとすると、5kg単位になるから諦めた。5kgのフリーズドライトマトっていったいどれ位の大きさなのだろう。おそろしい。乾燥パクチーは入れる。がんばる。

●送料は無料にならない

いくら買っても、送料は無料にならない。送料分を値引きするのと、送料が無料になるのは別の問題。でも送料無料になると嬉しい。踊らされているとわかっていてもうれしい。

●チョコレート市場

もう何年も盛り上がりを増し続けている気がするチョコレート市場。きな臭い。なにか、すごく大きな闇がある気がしている、子供たちの労働環境とかフェアトレードとか、それもそうなのだけど、ちがうなにか。デパートには、フランス人パティシエの等身大以上の写真が貼られていて、横文字に横文字をつなげた文句が躍っている。それがたくさんある。包装が、すごくきれい。凝っている。異常に凝っている。香水やジュエリーならわかるけど、そこまで凝るのは、不自然な気もする。チョコレート自体も百花繚乱。もうめっちゃ咲いてる。チョコレートなのに高い!とはもう言われない。当然その値段、と受容されている。なんだろう。大人の力が集約されすぎている、という気がする。そんなにも集約できるのなら、理由はひとつで、お金になるから。飲食の世界は、お金がなくてだいたいすり減っているけど、明らかにそれとは違う。食べ物なのに、まるで食べ物ではないような動きを感じる。もしかして、カカオ豆の仲買とか卸とか輸出入って、おいそれと素人ができない、ゴッドファーザーなかんじなのかもしかして。シチリア島のかんじか。だとしたら、すごく納得する。