雑記2018/11/28「コウチーニョ」「知性信仰」

2018/11/29

●コウチーニョcoutinho

三拍くらいつかってドリブルで相手をかわしたけど、その間に敵が守備陣形を整えていたら、それはマイナス。ドリブルでちょっとずらすして相手の守備が一拍遅れれば、その後ろにいる他のディフェンダーも対応せざるを得なくて、マークが緩むから、プラス。と、こういうことを、どう表現すればよいのだろう。陣地と時間と意識の奪い合い。パッキングレートも面白そうだけどそれだけじゃ足りなさそう。

それで、コウチーニョって、いわゆるサッカーがうまい人、の最高位な気がする。グリエズマンは、もっと思考速度寄り。メッシは別物。いわゆるボール扱いがうまくて、両足が使えて、身のこなしが良くて、パスが速くて正確で、シュートもうまい。だから、それらの、目の前の相手を上回るプレイで、一対一での質的優位(って言うのか?)を作り出せる。単純にターンするだけで相手は一拍遅れるから、狭い範囲で見れば、常に「プラス」のプレイを出来ると思う。あくまで狭い範囲での話。彼は多分「俺はどうやったって相手を上回れるから、とにかく俺中心でプレイするのが一番効率的で勝利に近い」と思っていそう。その辺のフットサル場にいる、小学校の頃に10番を背負っていた人って、こういう思考に陥りがち。実際うまいしね、程度の差こそあれ。フットサルだと、そういう、崩しの役割を担う人が決められているチームがあって、barcelona lassaのdyegoっていう選手は、多分それ。何度か書いている、カットインのうまい人。フットサルは相手の帰陣が早くて、セットオフェンスみたくなる機会が多く、そういう時に、その役割の人が自分の得意なプレイを実行する。無理に速攻をしかけるなら、ゆっくりその人の優位性を武器に攻めれば良い、というかんじ。サッカーは残念ながらコートは広いし人数は多いしで、混沌とした状況の時間が長く、ひとりのうまい人に任せる攻め方は、たぶん時代遅れなのだと思う。だから、コウチーニョって、リヴァプールで絶対的存在ではなかったんだろうね。おそらく。なんとなくコウチーニョって、ボールをもらった瞬間の優先順位が「自分が良いプレイをすること」で、それがだめならパス、というかんじがする。思考速度はむしろ早いっぽいから、優先順位の問題。メッシに嫌われてそう。そんなコウチーニョ、体の使い方としては、ブラジル人だからかネイマールにも似てる。そういえばふたりともフットサル経験者か。コウチーニョの方が、減速の時に大腿四頭筋をつかっているイメージ。コウチーニョの方が体つきが球に近くて、方向転換やシュートはやりやすそう。球代表はマラドーナ。ネイマールは細長くて大変。コウチーニョの方が身長は高いみたいだけど本当かな。僕のしつこく言っている基本姿勢とか体の動かし方を、ものすごく高いレベルで実践しているかんじ。見ていて思ったのは、シュートの時、左肩甲骨を引き上げるような動きから、ぎゅっと体を縮めて前かがみのような姿勢になる動き、これを習慣化しているっぽい。こうやって上半身を高い位置から前向きに落とす動きで、ボールを射出する反動を受け止めているんだろうなあと。ドイツのバラックみたいな人だと、そういう大袈裟な動きをしなくても強いボールを蹴れそう。dyegoもカットインからはそういう動きでシュートをしている。二人とも、そんなに体格には恵まれていない。僕はすごくシュートが下手なんだけど、練習が足りないのが一番で、あと、体が細長くて薄っぺらいから、折り畳むのが大変。シュートについての言及が少ないのはそのせい。僕自身がまだ最適解を見つけられていない。がんばる。

●知性信仰

自分のよくない癖として、知性信仰がある。頭の良い人を見つけると嬉しくなって、きっとこの人は良い人だ!とまで思いこんでしまう傾向にある。馬鹿だ。ほんとそう思う。頭の良さなんて色々な形があるし、たとえば僕のブログを読んでおいて、僕の考え方とか好きなもの嫌いなものを把握しておけば、鋭くて頭の良いふりをするなんてたぶんあんまり難しくない。結婚詐欺師は、マークした女性の趣味とかを調べてそれを活用するのに近い。僕は丸出しだから誰でも出来る。やりたい人がいるかは知らないけど。あと、ほんとに気持ち悪いと自分でも思うけど、既にパートナーのいる頭の良い女性と話していて、その人の相手がそれほど冴えないタイプだと、「僕の方があなたを理解できる」みたいな、サイコ野郎の発想になること。さすがに口には出さないけど。

Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*