スパイスレッスン2024年3月 ダヒチキン メティパラタ

ダヒチキン dahi chicken

所要時間:80分程度

 

-鶏もも肉 1枚(300g程度) 皮を剥いで大きめの一口大に切る

-鶏胸肉 1枚(300g程度) 皮を剥いで大きめの一口大に切る

-ヨーグルト 1cup(200g) *酸味が少ないタイプが良い

-ニンニク 3かけ(15g) すりおろす

-生姜 ニンニクと同量(13g) すりおろす

-玉ねぎ 1/4個(60g) ごく細かいみじん切り

-青唐辛子かしし唐 2本(6.0g) 小口切り *省略可

-塩 小さじ3/4 (4.5g) 

-無塩バター 大さじ3弱 (30g)  *有塩バターを使う場合は上記の塩を減らす

-サラダ油 大さじ2

①「ミックススパイス」 *多少粗さが残る粉末にする

②「チリパウダー」 *青唐辛子を使う場合はチリパウダーは使わない   

 

 

鶏もも肉、鶏胸肉、ヨーグルト、塩、すりおろしたニンニク生姜の半量、をボウルに入れてよく混ぜ、30分以上マリネする。冷蔵庫に入れてもっと長い時間マリネしても良い。生のニンニクが苦手な人はマリネに使わず、工程4に全量を使う。

 

フライパンなどの鍋を火にかけ、無塩バターとサラダ油を引く。全量をバターに置き換えても良い。

 

バターが溶けたら玉ねぎを入れて、かき混ぜながら中火で炒める。玉ねぎが色づかないように気をつける。

 

玉ねぎがしんなりしてきたら火を弱め、工程1で使った残りのニンニク生姜、あれば青唐辛子かしし唐を加えて、弱火で1分ほど炒める。

 

 

ニンニクの生っぽい香りがなくなったら、マリネしたおいた鶏肉、①「ミックススパイス」、②「チリパウダー」を投入する。青唐辛子を使う場合は②「チリパウダー」は使わない。

 

よくかき混ぜながら強火で温める。ふつふつと煮立ってきたら蓋をして、弱火で25分ほど煮込む。時々かき混ぜて焦げ付かないようにする。もし水分がなくなって焦げつきそうであれば少し水を足す。

 

鶏もも肉にしっかり火が通って食べやすい柔らかさになれば良い。この時点ではグレイビーが緩くシャバシャバに近いはず。すぐに食べずに。そのまま20分ほど放置する。

 

グレイビーの粘度が上がり、鶏肉に軽く絡まるようになっていると良い。グレイビーと鶏肉が全く絡まないようだと水が多いので、かき混ぜながら強火で煮立てて水を飛ばす。

 

 

メティパラタ methi paratha  

所要時間:60分程度

 

-ほうれん草 1株(40g程度) 3mm幅に刻む 葉の幅が広い場合は半分に切る

-塩 小さじ1/4(1.5g) 

-水 150ml

-サラダ油 大さじ2

③「カスリメティ」 

④「アター」 

⑤「ミックススパイス」 

⑥「アジョワンシード」 

⑦「打ち粉用アター」 *生地が緩くなってしまった時の調整用に使っても良い

 

 

③「カスリメティ」を水に浸けておき、5分ほどたってカスリメティが柔らかくなったら手でぎゅっと絞って水を抜く。一塊になっているはずなので、細かくほぐしておく。

 

大きめのボウルに、④「アター」、ほうれん草、工程1のカスリメティ、⑤「ミックススパイス」、塩小さじ1/4、サラダ油大さじ2、を全て入れる。さらに⑥「アジョワンシード」を指で揉んで加える。

 

よくかき混ぜたら、水150mlを用意し、少しずつ注ぎながら練っていく。150mlを標準とするが、環境によって変化するので、様子を見ながら少しずつ水を加えていく。

 

全体がまとまり、少し生地がねばつくくらいが良い。3分ほど捏ねて滑らかになったら生地を丸くまとめる。水を表面につけて蓋をするか、濡れ布巾をかけて乾燥しないようにし、30分ほど寝かせる。

 

小さい球状に分ける。ひとつ55gくらいになるはず。

 

台に⑦「打ち粉用アター」を薄く振る。残った打ち粉を小皿などに入れておく。小皿の打ち粉に丸めた生地を一個入れて、全体に薄く粉をつける。指の腹で押し広げて円状にする。プレ成形は重要。

 

綿棒で直径15cmくらいに伸ばす。綺麗な円状にならなくても良い。綿棒は一方向に動かすのみで、生地を手で回す方が安定する。厚みは1.5mmくらい。

 

フライパンを火にかけて、温まったら油を引かずに伸ばした生地を焼く。中火で加熱して、小さい気泡のようなものが出来てきたら裏返し、両面を焼く。両面に軽く焼き色がつくと良い。一枚90秒から120秒くらいで焼くと良い。時間をかけすぎると水分が抜けて固くなる。焼きながら表面にサラダ油やギーを塗っても良い。

 

生地に油を塗って畳んで伸ばすバージョンもある。厚めに伸ばした生地に油を塗る。

 

横に三つ折りにしたら、

 

さらに三つ折りにして小さい四角にする。それを少し厚めに伸ばして、同じように焼く。三角にしたり、丸にしたり、成形方法は幾つかある。