もしかしたら以前メールマガジンで書いた本もあるかも。
『ワインが語るフランスの歴史』山本博
お勧め度★★★★☆(面白いから読んでも良いと思う)
ヨーロッパの歴史を前提知識として求める本が結構多い。各国の歴史を抑えるしかない。世界史の教科書は読んだけど頭に入らない。食べ物がらみのものを読んで、大体こういうかんじね、というのをつかもうと思っている。昨日のパスタの本もそう。この本は、読み物としてちゃんと面白い。書くの大変だったべな(北海道弁)と思った。自分の中身を出し切ってる。
『香港・濁水渓』邱永漢
お勧め度★★★★★(おすすめ!)
最近読んだ小説で一番良かった。香港の方が好き。巻末に載っている本人による随筆『私の見た日本の文壇』もふるっている。
『詐欺とペテンの大百科』C・ファキス
お勧め度★★☆☆☆(好きな人は好き)
厚い本。ペラペラめくると楽しい。読み切ることがあるかはわからない。面白いし、知識とか雑学をため込むのが好きな人は気に入ると思うけど、安くはないしお勧めはしない。
十二国記 月の影 影の海
読んでなかったからがんばって3巻まで読んだ。面白さが今ひとつわからなかった。これ面白いの? 屍鬼も読んだことがあるけど、ピンと来なかった。
『帳簿の世界史』ジェイコブ・ソール
お勧め度★★☆☆☆(暇だったら…)
ひとつの題材を軸にして歴史を語る系の本。世界を変えた5つの飲み物!みたいな、キャッチーなタイトルと構成のものが売れやすいのかな。あくまで帳簿の歴史に徹した方が面白かったような気がするのだけど、「だから帳簿が世界を作ったんだ!帳簿はすごいんだ!」みたいな功名心というか身内びいきというか、そういうものが強く感じられた。
『蠅の王』 ウィリアム・ゴールディング
お勧め度★★★☆☆(定番なので…)
物語の基本形として読んどくべか、と思って読んだ。面白いよ。ちょっと物足りないけど。
『ホットゾーン』リチャードプレストン
お勧め度★★★★☆(面白いよ!)
エボラウィルスの話。第一部が特に面白い。二部以降は少しだれる。スティーブンキングがほめていのが、よくわかる。