雑記2019/02/23「いつも同じ具合の髪」「ついにお誘いが」

2019/02/23

●いつも同じ具合の髪

フットサルに行ってきた。まだ、あんまり踏み込まない。時々見かける、香水の強い兄ちゃんがいる。赤いウェアで黒のズボン、ウルフカットみたいな金髪。プレイスタイルは、とにかく自分が派手なことをすることが最優先。下手ではないけど、スタンドプレイが多くて味方にいると迷惑なタイプ。まあ、みなさん好きなようにやればよいのだけど、気になるのは、いつも、髪の根元が黒くなっていること。プリンまではいかないけど、明るい金髪で裏地が黒だと目立つ。そして髪の長さがいつも同じ。安定感がすごいん。ふつう、ちょっと伸ばしている金髪だと、良いときもあれば悪いときもある。そろそろ床屋に行くときね、というときもあれば、さっき切ってきた、ということもあるのが普通。でも彼は、いつも、ちょうど同じ長さで、いつも根本が黒い。気になる。なんでだ。カツラなのか。床屋勤めだから気をつけていつも根本の黒さを一定にしているのか。訊いてみようかな。

●ついにお誘いが

高校の同窓生から連絡がきた。卒業してから一度東京で会ってご飯を食べたことはある。また会って話したいな、と。きた。これはきた。確信がある。これは間違いなくネットワークビジネスの誘いだ。正直言って興奮した。はじめてのこと。率直に言って、全然興味のある相手じゃなかったのだけど、すぐに返信した。いつでもいいよ!明日でもいいよ! 負けられない、これは負けられない。返信がきた。えー!いいけど仕事終わりだからあんまり時間はとれないよ!!と。……あれ?……やっしーに会ってほしい人がいるから連れていくね!とか、やっしーって夢はある?私はあるよ!やっぱりまずは夢を具体的に思い描くことそして口に出すこと、そうすれば逆算して、自分の立ち位置とか、やらなければいけないこととかがはっきりするよね、だからまずは、今の仕事とは別に、安定した収入を得ることって大事だと思うんだ!とか、そういう話は? もしかして、単純に僕に会いたかっただけ? まじ?僕全然興味ないし時間勿体ないんだけど。夜は出にくい、と言って、また今度ね、と先送りにした。すまん。堪忍な。

●人は変わる

高校の同窓生で、クラスは違うけど、なんとなく、廊下で会ったら立ち話をする女性がいた。けっこう好きだった。あーやっしーげんき~~?と、二拍くらいずれた調子で話す人だった。色が白くて歩きかたもふわっとしていた。演技でやっている人は必ず女子に嫌われるけど、そうではなかったので、ほんとうに変わった人だったのだと思う。この人はどうやって生きていくのだろうなあ、と思ったら、奥さん、びっくりするくらい変わっていた。勤め始めてから東京で会ったら、別人だった。顔つきは違うし歩き方は違うし声も違うし、目の動かし方も話し方も、ぜんぜん違う。ひとことで言うと下品だった。肌も汚かった。早口で、口の先と鼻の先を、言葉が行ったり来たりしていた。頭は通らない。もう、なんというか、びっくりした。そのあと、詳しくは省くけど、ちょっとした不義理をされて、僕はその人のことを全く信用していない。今では思い出しもしないけど、でも、あれは熱病か何かで、もう一度会ったら、高校の頃の、あの雰囲気に戻っていないかな、と、ちょっとだけ思う。