雑記ケララ編 2019/03/22「同じ服」「快適な家の2分類」

●はしゃぐ大学生

改札を抜けて、空港のカウンターまで、エスカレーターが伸びている。右側を空けないと死ぬ病気にかかっている人が多いから、右側が空いている。大きい荷物は、自分の一段下に置く。2フレームに一人しか運べない。犬みたいにはしゃいでいる大学生が、エスカレーターに沿った階段をのぼっていく。その後ろから僕も階段をのぼっていく。彼らは、死ぬとか死なないとか言いながらのぼっている。好戦的な性格の僕は、その横を、一定のペースでのぼって追い越す。息も歩調も乱さない。乱れそうでも乱さない。

●同じ服

クアラルンプール行きの機内、隣に不倫カップルっぽいふたり連れが座る。僕が座ると、女性と場所を変えて、男と男のぷよがくっつく状態にした。並んでみると、同じ服だった。ユニクロの+Jのシャツ。紺色。同じですねへへ、と思わず言うと、お仕事ですか?と返される。いえ遊びです、と答えると、相手はむにゃむにゃ言う。仕事ですか?それとも不倫ですか?と聞き返したかったけど聞かなかった。大人だから。

●空港のバーガーキング

旅先でしか食べないバーガーキング。コーラのLサイズも、旅先だから飲み干せる。旅先だからオニオンリングも追加する。旅先だから、その後にまた違うものも食べる。ナシレマみたいなものを食べた。おいしくなかった。

●快適さの2分類

家の作りには、二つのパターンがあると思う。快適さにはふたつがある。密封型と開放型。アメリカ資本の五つ星ホテルは密封型。密封型は、乾いていて、清潔。閉じられていて安心できる。外の環境と明確な線を引いて、シーリングして、箱の中を徹底的に管理する。バスタオルは厚く、便座は暖かい。外が暑ければクーラを効かせて、寒ければ暖房で温める。いいよね、高級ホテル。札幌の家屋に比べると、東京の家は密封感が足りない気がする。二重サッシは良い。そして開放型。南国の造り。窓を開けてしまって、風を通す。空気が流れているから、清潔。開かれているから気持ち良い。オープンテラスとかビアガーデンとか。外との明確な線はなく、遮光のために、ざっくりしたすだれがかかっているイメージ。強い光と虫さえ遮れればそれで良い、という考え方。バスタオルではなく、手ぬぐいで体を拭いて、ゆったりした布を頭からかぶって服にする。トイレには、アジアの例のシャワーが付いている。乾いた清潔感でなく、水をじゃあじゃあ流せる清潔感。ホテルのトイレが水で濡れていたら不潔っぽいけど、タイル張りで風が通っていれば、水浸しでも不潔に感じない。認識の不思議。南国型に慣れると、西洋風のトイレが不潔に思えてくる。だって、いくら拭いたって残るでしょう。じゃあじゃあ流す方が綺麗だよ。好みの問題ではあるけれど。こういう造りの家だと、暑い時は、薄い布を体に巻いて、昼寝をしているのが一番。フルーツをかじって塩を舐めて過ごす。生産性は低い。そりゃそうだ。

何が言いたいかというと、今僕のいる家は、その点でちょっと半端な気がしている。金持ちのインド人が建てた家で、作りは西洋風。でも、気密性はあまり高くない。だってインドだもの。トイレはもちろん例のシャワー付きで、隣には、浴びるためのシャワーも付いている。クーラーもついているけど、高温多湿で気密性の低い場所で稼働させると、思い切り結露して水が垂れてくる。家全体を冷やそうなんて、無理があるよね。けれど、思い切り風が通る設計にはなっていない。どうしようかなと思案中。たぶん、開放型にしてしまったほうが、安心感があると思う。よし、窓を開け放とう。

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