雑記2019/02/19「役場の食堂」「Riccardo cocchi」

2019/02/19

●役場の食堂

かなり離れた親戚のなんだかの申請のために役所に行った。動けるのが僕と店員Aしかいないから仕方ない。食堂があった。店員Aが、郷愁をそそられたみたいで入りたがった。ちょっと嫌だったけど、よし、とチャーシュー麺を食べる。オープンキッチンで、衛生的に問題があるわけではないけれど、荒れた感じとか、プラスチックのザルとか、食べ残しのポリバケツとか、ベトナムの工場の食堂を思い出した。平日の昼間の役所なので、なんというか、客層も、美しいかんじではない。インドの安食堂にきゃあきゃあ言う人はまず、こういうところで一週間くらい食べ続けてみたら良いのにと思った。僕は嫌だけど。

●コーラン

この人のが好き。

ホーミーにも近い発声なのかなこれは。僕は、歌は好きだけど、たぶん肉体にはあまり恵まれていなくて、顎ものども狭いし、鼻腔も狭い。自然と響くタイプではないと思う。だから、こういうテクニックを取り入れることはできないかなあ、と考えている。

●Riccardo Cocchi

胸から下をぐりぐり動かすといえばダンスだろうと思って色々見ていたら、この人がすごい。有名人なのかな。このふたりだけ、ロボットダンスとかパントマイムとか、そういうのを取り入れているようにも見える。手足が長いわけでもスタイルが良いわけでもなく、むしろほかの男性と比べると短躯だけど、それを活かしてるのかなあと勝手に予想している。

●クアレスマとベンアルファ

ロビーニョとネイマール、というわかりやすいブラジル人選手は、方向転換のときに、大きく腕をつかう。肘を肩の高さか、ときには、もっと上げることもある。ネイマールは細長いからわかりやすいけど、そうやって、高い位置で、腕を振ることでバランサーにしている。モドリッチも肘が上がる。ちょっと似ている。イニエスタも結構あがる。僕の中で、彼らは、ざっくりいうと同じ仕組みで動いていて、それはなんとなく理解できてきた。ネイマールは、相手と対峙したときに右手を上げる癖がある。たぶん、広背筋の力を抜く意味もあると思う。ネイマールほど大げさにはやらなくても、ターンが上手な人は大抵、肘を高い位置に持っていく。もう何回も貼っているけど、ネイマールの動きが一番わかりやすい。腕をバランサーにするために広げて、同時に、腕を脱力してぶらぶらさせる。そうすると、一番バランサーとしてうまく働く。

そして、ダンスの動きにも似た、胸骨から下を折り曲げて脚として使うイメージが大事かもしれない、というのが最近の身体操作上の発見。脚の動きの開始位置が、膝でなく、股関節でもなく、もっと上ということ。胴体を動きがくねくねさせるような動き。それが、スターターになるということ。これなら、地面を蹴らなくても、空中で動きを始められる。地面を蹴って方向転換するより、二拍速く動ける。という仮説を立てて、最近は体をよく動かしている。くねくねの動きに使うのは、多裂筋と脊柱起立筋、それから広背筋だと思う。特にねじる動きには多裂筋が働く。ちなみに、胴体主導の動き方をすると、みんな大好き腸腰筋がよく働く。

で、そういう観点から考えると、これまでよくわからなかったタイプのドリブラーの動きを説明できるかもしれない。クアレスマ。腕を柔らかくは使うけど、そこまで大きく腕を動かさないし、肘を下げたままで動く。なんでこれでこんなに動けるのだろうと思っていた。胴体に着目すると、胸から下が、すごく、ぐにゃぐにゃしている。ネイマールも胴体を動かすけど、ネイマールの場合、折りたたむ、というくらい。クアレスマは、ねじる動きもすごい。胴体も割と太い。要研究だけど、こういう動き方もあるのかもしれない。だとすると、背中の筋肉がすごく発達しているはず。調べてみたい。