雑記2019/03/04「スパイシー物件」「後ろ暗さ」

2019/03/04

●スパイシー物件

かなりの量のスパイスを挽いている。計量もする。袋詰めもする。だから、こぼれることもある。この部屋は、賃貸でなく、分譲。文字通り、スパイスが染みついている。決定的な一線を越えた気がする。どこかに移り住むとき、貸すか売るかしたくても、相手はかなり限られると思う。日本人は住まないと思う。逆に、どんなに料理してもオッケー、ということで、物語性のある物件が好きな人には良いかもしれない。もしくはやっぱりインド人。

●後ろ暗さ

以前付き合っていた人を見かけた。お客さんたちと喋っていた。自営業のひと。暗いところから出てきたんだな、という空気をまとっていた。離れたから気が付いただけで、もとからだったのかもしれないけど。なんというか、誠実ではないかたちでお金を稼いでいるひとの匂いがした。相手を利用している、という後ろ暗さが、染み出ているような。僕はどうだろう、と不安になった。そういう色になっていないだろうか。僕は、文章を書いたり、料理をして見せたりして、お金をもらっている。かなり怪しい部類。そういう自覚があるから、ひねた気持ちにならないよう、できるだけ誠実に仕事をしようとしている。ちゃんとやっているから大丈夫、と自分に言えるように。世界がどう思うかでなく、自意識の問題。罪に罰があたるのでなく、罪悪感に罰があたる、というのが店員Aの持論。正しいと思う。

●空気の味

塩が舞ったり、チリが舞ったりするなかで息をすると、味がする。うーーん、空気がおいしいーーー!!というのを実感できる。高原。デカン高原。

●ロナウジーニョと競歩

ロナウジーニョは、走るときに、体がうねうねする。ネイマールもする。3:46くらいからのプレイ。有名なシーン。

もうひとつ有名なシーン。

蹴球計画でも言っていたけど、肩甲骨の下あたりから背中が折れ曲がっているように見える。まさに、胸から下を脚として使っている動きだと思う。この動きの利点に関しては、まだ考えがまとまっていないのでそのうち。そして、なんだかどこかで見たことあるようなこういうくねくねした動き、と思って、ダンスを当たり、もうひとつ思い至った。競歩。サッカーはまだ、体の動かし方の細かい部分までは研究が進んでいないから、より、フォームがものを言う世界の技術を持ってきたら良いのかもしれない。