日本人は小食。すくなくともインド人よりは。

日本人は小食、と言うと、レイシスト扱いされそうで怖いのですが、実際、外人はよく食うなあ、と店をやっていてよく思いました。そして、当たり前なんだけど、男の人は良く食べるなあ、とも思いました。

南インド屋のご飯の初期量は1カップ分、200cくらいなのですが、南インド屋は、カレーやおかずが結構多いので、初期量でもけっこうお腹いっぱいになるようです。本来は、おかずちょっぴり、ご飯たっぷり、がインド風なのですが、まあ、そこは日本人好みに合わせて、おかずも多めに出していました。原理主義の人ゆるしてね。

また、南インド屋では、ダル・サンバル・ラッサム、そしてご飯がおかわり自由だったので、まあ、無限に食べられますよね。ご飯をたくさん食べる人には、シェフがにやにやしながら、ごはんの進むものを出してくれることもあるので、ますます食べられます。ご飯にギーとポディをかけると、もう幾らでも食べられます。

お客様の中には、インド人や欧米人もいらっしゃったのですが、彼らには初めから大盛りでご飯を出していました。いや、インド人、めっちゃ米食うよ!?すごいよ!?

どれくらい食べるかと言うと、ひとりどんぶり3杯くらいは食べています。で、オムレツを一人1枚、卵3個分を食べて、チャイまで飲みます。オムレツを二枚食べた人もいました。多分ドーサがあればそれも食べるだろうと思います。

8人くらいで来たお客さんたちは、ダルくれ、サンバルくれ、ラッサムくれ、とすごかったです。ちょとまって、数えるから、と手を挙げてもらおうとすると、ちょっとお互いけん制しあいながら、

「……ダル」「……ワタシモ」「ダル」「ダル」「ダル!」「ダル!!!」

「ラッサム!!!!!」「ラッサム!!!!!」「サンバル!!!!!」「ダル!!!!!!」

となって集計もままならないほどでした。日本人でここまで食べる方は、なかなかいません。もちろんよく食べる方もいるのですが、なんというか、インド人は、普通の人でも良く食べるんですね。

こういう具合に、外人はたくさん食べます。女性でも、お替りする方は珍しくありません。骨格の違いなのでしょうか。

その点、アジア人はどうかと言うと、それでも日本人よりは良く食べる印象です。

話は逸れるのですが、友人の、とても小柄なタイ人女性は、日本に留学してきた時、大学の食堂で、量が多くて困ったそうです。ライスSSでも多かったみたいです。

「でもね、1年くらいたったら、Mでも足りなくて、Lにしたいけど恥ずかしいからガマンしてたの」

慣れるものなんですね。だからなのか、日本に長く住んでいるインド人は、そこまで大量に米を食べない印象です。顔つきも、どことなく日本風になりますし、ジャパナイズされるのでしょうか。あとは、日本に来たインド人は、米の違いで太るようです。ジャポニカ米を、インディカ米と同じ感覚でがつがつ食べたら、それは、あっという間に太りますよね。

そう、日本人は、あまり食べないんですね。だから、細身のわりに良く食べる僕は、驚かれることがあります。大学のゼミに所属していたとき、僕はツンツンして酒もほとんど飲まないので嫌われていたのですが、ゼミ合宿の時、夕飯のバイキングでいつまでも食べていると、そのとき初めて、「やしまたべるなー!」と人気が出ました。うるせえ、好きで食ってるんだからほっとけ、とは言いませんでした。その後の飲み会はエスケープして、ひとり温泉に入っていました。

南インド屋も、お替り自由でやっていたのですが、これが、お客さんが全員インド人なら、ちょっとたじろぎます。経営大丈夫かな、というかんじです。

とはいえ、基本的に、お替り自由にしている店は、たくさん食べてもらいたくてやっているところが多いはずなので、存分に食べても嫌がられないはずです。南インド屋の米は高い方ですが、日本米の店なら、ほとんどタダみたいなものです。言い過ぎですね。

お替り自由にしている店は、たぶん店主も大食いの人が多いはずなので、たくさん食べると喜ばれると思います。そう、小食の店主の店って、なんとなくわかりますよね。おいしくてもお腹いっぱいにならないと、足ががくがく震えるくらいに悔しいです。言い過ぎですね。

 


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