雑記2019/04/08「入国」「ホテルのティファン」

●入国

ケララには、参加者より二日はやく入った。入国審査で、英語が全く聞き取れなくてあせった。きかれる内容はだいたい決まっているはずなのに、どうしても英語に聞こえず、何度聞き返してもわからない。ヒンディー英語の洗礼。たとえば、threeを、「スリィー(巻き舌)」とか「トゥリー」と言われても、たぶん聞き取れる。あいまい検索にかけれればなんとかなる。ただ、「スリ」「トゥリ」となると、途端にわからなくなる。いわゆる発音の問題よりも、イントネーションとか、音の長さのほうが大事なのかも。あと、慣れた様子で、きっぱり、トゥリ!と言われると、あいまい検索モードが機能しなくなり、なんだトゥリって…?となる。なんとか入国して、ルピーに換える。SIMカードを買う。タクシーに乗る。タクシーで、クレジットカードと現金の入ったジップロックを落とす。ホテルの兄ちゃんにはげまされる。寝る。

●ホテルのティファン

novotel infoparkは良いホテル。朝ごはんもおいしかった。インド料理ばかりとって、手で食べている僕を見て、スタッフの皆さんが、ニコニコとニヤニヤの中間くらいの顔をする。サンバルは辛味と酸味がしっかりして、チャトニはけっこうくどい。いかにもホテル風。いかにも、とは言っても、初めて食べるのだけど。ワダは、重い。これもいかにも。血糖値を急上昇させて、二度寝をした。

●ミールス

ぎりぎりまでホテルで粘り、借りている家にタクシーで向かった。チェックインまで時間があったからプラプラして、そうかミールスでも食べるか、と、適当なところに入った。お腹は空いていない。それなりに人の入っている店だった。Nandanam Pure Vegetarian Restaurantというところ。写真はない。おいしいか、と聞かれると、そうでもないけどミールスだね、というくらいの味。ダルがもやっとした味で、一瞬腐っているかなと疑った。サンバルとラッサムは、どちらにも玉ねぎとトマトが細かく刻まれてはいっている。サンバルの野菜は、細かく切られていて、なんだかよくわからない。塩は薄い。ラッサムにもグリーンピースが入っている。おなじラインで製造しているからなのかわざとか。瓜とインゲンなんかが細かく刻まれたクートゥには、パイナップルも入っていた。アヴィアルは、ゴボウのマヨネーズサラダみたいな見た目で、食べると、クミンの味がした。火を通していない味で、ちょっとやばいかな、と思った。全体的に、もやっとして、野菜は全部たっぷりの水で下茹でしたみたいに味が抜けている。調和はとれているけど、それがおいしいかというと微妙なところ。たしか90ルピーくらいだったと思う。初めてのインドでの初めてのミールスだったのだけど、穴が開くほど写真を見てきているので、新鮮味はなかった。ちょっと悲しい。

●スーパー

時間があったのでスーパーに入る。とにかく従業員が多くて、だらっとしている。後でわかるのだけど、この時は、平日の昼過ぎで、とくに力の抜けた時間帯だったよう。米の袋を、拳骨でひたすらたたいて均している。えんえんと叩いてひとつを終えると、次のひと袋にとりかかる。守衛のおじさん二人は、スマートホンをもってぼんやり座っている。食器のコーナーでは、座りこんだ兄ちゃんが、棚を作り変えている。仕切りの位置を変えているのだろう。3時間後くらいにもう一度その店に来たら、お尻ふたつ分くらい横に移動して、おなじことをやっていた。初めて来る店のはずなのに、初めての気がしない。これまで行ったことのある、バリ、ハノイ、バンコク、の三つのサンプルをもとに、日本国内のハラルショップや写真や動画も動員してインドナイズをすると、ほぼ、目の前のスーパーになるからだと思う。門前の小僧、なのか。

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