雑記2018/11/06「ジップロッカーZip locker」「財布が見つかった」

2018/11/06

●ジップロッカーZip locker

財布を失くしたのは昨日書いたとおり。財布はそもそも失くしやすいもので、失くすのが自然、ということもわかってもらえたと思う。わからないなら読み込みが足りないのだと思う。だから、ジップロッカーに僕はなる。密封できるあの袋。みんな大好きジップロック。最低限のお金とサピカ(札幌地下鉄のICカード)だけ入れてコートの胸ポケットに突っ込む。それ以外の物はかばんに突っ込む。これで失くさない。初デートのときに男がジップロックを取り出したら失うものがある気がするけど気にしない。気にしない訳ではないけど。ほら、平野レミもジップロッカーみたい。彼女はもう、ぜったい失くす人だよね。仲間。いや仲間になりたくはない。

●財布が見つかった

みつかった。現金も残っていた。拾った人も警察も抜かないなんて良い国だ。1万1000円くらいだったかなと思ったら、3万3000円入っていた。おやおやまあ。白石警察署にとりに行った。白石警察署というけど、地下鉄白石駅が最寄り駅ではない。教習所みたいな建物に入る。青い顔をして事故の後処理について話す家族の横を通り抜けて会計課に行く。ああ時間の止まった場所だ。これはあれか、敢えて保存しているのか観光客のために。たぶんガリ版印刷が現役。タイプライターの音が聞こえる。良くてテレックス。テレックスと言えば沈まぬ太陽。僕の中だけだと思うけど。煙草の煙がもうもうとしている気がする部屋で、仏頂面の皆さまが働いていて、まあ滞りなく返してもらえた。隣接の官舎も驚きの古さ。停めてある車も現代ではありえないのっぺりしたデザイン。なんでだ。率直な感想として、ここで働くくらいならホームレスを選ぶなと思った。ごめん白石警察署のみなさん、でも正直言ってまじで本当にそう思った。

●「インサイドキック」をyoutubeで検索してはいけない

youtubeでインサイドキックと検索すると、いくつもレッスン系の動画が出てくる。検索上位に変な蹴り方が上がっているので、googleさんはサッカーのことをもう少し考えてほしいです。

ひとつめ。カンコーチ。スクールをやっているのね。股関節を外旋させた状態で、大きくスイングして強く蹴りなさいという。子どもたちが怪我しないのか心配。人間の体はそんな風に使ってよいのだろうか。多分僕なら、ハムストリングと梨状筋あたりを悪くする。ちなみにコーチは、教えているその蹴り方を、自分ではやっていない。ま、怪我はしたくないよね誰だって。

ふたつめ。遠藤コーチ。この人もスクールをやってるよう。大人向けかな。いわゆる普通っぽい蹴り方で、教本のよう。この人の言うとおりにやると、いまからここにパス出しますぜーと叫びながらプレイするような選手ばかりになると思う。グアルディオラが発狂しそう。あと、トラップが、僕より下手なのが気になる。軸足を地面にべったりつけているからだよね。多分コーチやっている位だからうまい人のはずだけど不思議。トレーニング風景を見ても、公園で子供に付き合って蹴っているお父さんに見える。若いころは野球だったのか。

三つめ。棒人形のやつ。ごめん、頭に何も入ってこない。すまん。だれか3行でまとめて。

よっつめ。鹿屋体育大学の人?パスの方向に対して90°足を曲げ、土踏まずのところで押し出すように蹴るらしい。僕の体ではそれは無理だ。体がバラバラになる。コーチも結局やっていない。そりゃそうだよね。

五つ目。そうまはうす。蹴っている人の動きがぎこちない気がする。子供向けだからか情報量を削っているから、かえって変なことはあまり言っていない気もする。軸足の方向とパスの方向を必ず一致させるのは致命的だと思うけど、まあ、怪我するフォームよりは良い。

六つめ。つばさ鍼灸整骨院主催の池松秀明さんの教室なのかな。こういう蹴り方する人いるよなあ、というかんじ。置きに行くパス。ただこれ、わざわざ教えるほどのテクニックなんだろうか。用途は非常に限定的だと思う。まあ、鳥かごの時とか、つかうことあるかもね。

飽きてきたのでこれくらいに。上記の6つに共通して言えるのは、どれも実践的な動きではないこと。だって、①止まった状態で②自分の体の正面の相手に向かって③まっすぐ蹴って④蹴った後は動かない、という、非常に特殊な状況での練習だから。要素を分解して基本からやるのが好きな日本人らしいかんじ。それ分解しすぎて死んでるよ。じゃあどんなのが良いのか、と聞かれると難しい。「蹴球計画」というサイトを見てもらうのが一番だとは思うけど、とりあえずはこの辺の動画を観れば良いとは思う。まあ、強く正確で、敵に読まれにくく、次の行動に移りやすく、怪我をしないフォームであれば、どう蹴っても良いとは思うけど。あくまで手段の一つだし。選手名でいうと、xavi、iniesta、modrich、toni kroos、あたりを見ておけばよいと思う。

問題は、たとえ変な蹴り方でも、小学校から高校まで12年間も訓練すれば、ある程度はうまくなるということ。12年間、週6くらいで蹴ってれば、そりゃあ、ある程度までは行くよね。皆が変な蹴り方なら、差はつきにくいし。フットサルをやっていて、かなり高度に訓練されていて僕よりも上手な人が、僕の方をまっすぐ向いて敵にバレバレのパスを寄越すこともある。かえって、ストリートサッカーっぽい人の方が、駆け引きを体感しているから、その点では上手かもしれない。

●ジョンソンヴィルおいしい

ジョンソンヴィルおいしい。もちろん僕も好き。ソーセージってこれでもういいじゃん。十分美味しいよ。