雑記2019/03/08「濃度勾配」「酔った自分」

2019/03/08

●濃度勾配

袋を開けると良い香りが広がると評判の南インド屋スパイス。喜んでもらえて嬉しいけど、香りが……広がる…??というかんじでぴんと来ない。うちで開けても、匂いは広がらない。さすがに、挽いているときには、スパイスが舞っているので匂いはするけど、広がるとは違う。思うに、濃度勾配。すでに家の中にスパイスが濃くあるから、封を開けたところで、拡散しない。

●カルダモンコーヒー

コーヒーを飲んでいたら、カルダモンの香りがした。カルダモンコーヒー。目の前に、ミルとボウルが置いてある。追いカルダモン。

●札幌は田舎だから

働いているときのこと。八島は北海道大学出身だから勉強ができる、という触れ込み。だから、まじめで融通が利かないという扱いを受けた。八島お前、笑いってわかるか、と言われたこともある。冗談はよしこさん。誰に口きいてんだ。とは言わなかったけど。僕が、自虐的な振る舞いをしないのが気に障るのだと気が付いた。知らないよ、やったことないもの。働いている場所は東京。つまりは、自分を低めればよいのだな、それによる親しみやすさが欲しいんだな欲張りさんめ。よし、田舎キャラで行こうと、思った。話の流れで、北国で寒いところです、田舎です、というようなことを言ったら、札幌は田舎じゃない、と即答された。良く考えたら、彼らは、浜松とかそのあたりの出身。本当の、見まごうことなき田舎出身も結構いる。通用しなかった。僕の考えが甘かった。

●酔った自分

とても、とても大雑把に言うと、毎日脳をアルコールに浸す習慣のある人のことを、理解ができない。わからない。何か違う生き物の気さえする。僕は眠るとき、三日に一回は、自己の連続性について考える。明日の自分が自分でありますように。意識が一度暗くなるけれど、明日も自分でありますようにと。酒を飲んだら別人格とか、何も覚えていないとか、ペロンペロンになる、いわゆる正体をなくすというのは、僕にとっては、自分じゃなくなること。それに慣れてしまっていて、さらには、家の外で、人前でそれができるのは、単純に、すげえな、と思う。すごい。耐性があって変わらない人は、連続性云々は当てはまらないし、まあ好みの問題だとは思うけど、ストレスの強い生活しているのかな、とは思う。