雑記2018/12/03「利己的であることと他人に損をさせること」

2018/12/03

●利己的であることと他人に損をさせること

僕は料理が得意なんだけど、それを商売に利用しようあわよくば無料で、という人が現れた。ま、そういうこともあるよね。もちろん断った。それで、ちょっと考えた。利己的であることは、良いと思う。それぞれが利己的であって良い。得したい、とか、お金をたくさんほしいとか、サービスを受けたいとか、気持ちはわかるし、自然だと思う。商売ならなおさら。みんなそれぞれ利潤を追求ってことで。それで、自分が利己的になることを許すのだとしたら、それと同じ理由で、他人が利己的であることも認めなければいけないと思う。だから、相手にタダ働きを要求するのは、社会、もしくは天が許さないと思う。自分の利潤を追求して、相手の利益も考える。それがいわゆる商人のルールじゃないかと僕は考えている。利己的に振る舞って良い、と、相手に損をさせて良い、というのは別のこと。峻別したい。実際、自分だけで儲けてどうするんだろう。何か欲しいものでもあるのかな。

●作家さんのもの

手作り雑貨とか、こだわりの自家焙煎とか、丁寧な焼き菓子とか。作った人の顔が見えるもの。そういうのが好きそうな友人がいて、やっぱり実際好きで、その人が、そういうの飽きちゃった、と言った。長いブームが終わったと。おお!!と思った。そうなんだよ!!早川コーヒとかサイゼリヤとか六花亭とかおいしいんだよ!!それに勝つのに安易に友達商法をつかうような人が多いんだよ!!と勢いよく喋りそうになったけど我慢した。もちろん素晴らしいものを作る個人はいて、それを買い支えるのはたぶん良いことなのだけど。適当なことをする人は淘汰されればよいんじゃない?とは思う。たしかにチェーン店だらけになるのはつまらない。けれど、それで、ニトリイケア連合の作る円くて白い皿と、四角い白い箱しか世の中になくなったら、それはそれで良いかんじのディストピアで素敵だな、とも思う。ダブルシンキング習得しないと。

●二日前に入る

ケララ行決定。3/22発。おそらく残席1か2。僕は先に現地入りして色々調達して準備。朝と晩の食事を提供して、希望者は一緒に買い出しとか仕込みとか。料理教室と銘打っているから。ほんとうは、おいしいコーヒーを淹れて出したい。そうなると温度計とミルが必要。うちにあるナイスカットミル持っていくか。さすがに荷物が多くなるな。でも、朝、フルーツとパンとオムレツ、サラダ、くらいだとして、そこにつくコーヒーがネスレか、おいしいものかで、雲泥の差。印象は全然違う。基本的にサービス精神が旺盛なので、出来ることは全部したくなる。いや待て全部しては収拾がつかなくなる。落ち着け落ち着け。

●やっぱり暗い

昨日今日と暖かかった。雪が解けたら、夜が来るのが早くなった。雪があるときは、地面にレフ板敷き詰めたような状態。白のハンカチを膝に置いた状態。

●そこの箱に入ると

心の中に、弟の名を冠した箱がある。彼は僕にとって、わがままで自分が構ってほしい時だけ騒ぐ人、という認識。他にもいろいろな面があるのだろうから、ちゃんと社会で生きていくのだとは思う。知らないけど。その箱には、ほかにも何人か入っている。この人と関わっても消耗するだけだな、と思うとその箱に入れる。