雑記2018/11/05「ビリヤニ用の肉を焼く」「わしは闇米は食わん」

2018/11/05

●ビリヤニ用の肉を焼く

はいこれが一晩マリネしたもの、と言って三分クッキングをやるのだけど、演出効果のためにそこまでやる必要があるのか、と母の目が厳しい。僕もそう思う。ふだんはもう一回ビリヤニを炊いてひとに振る舞ったりしている。今回は、ただ焼いてみた。スキレットで。蓋をして弱火で15分くらい焼く。もうひと鍋で適当に切った芋をローストする。ビリヤニ用のチキンなので少し塩が強いから、芋には塩を振らない。

●家から出ていない

そういえば昨日も、家から出ていない。ちがう、出て、財布を落として、すぐに帰ってきたんだ。今日は家から出ていない。

●体幹トレーニングとはなんぞや

このサイトはとても面白い。

きんYO.fit

https://www.kinyo.fit/

基本的には筋トレの情報で、その中の体幹トレーニングについて書かれた部分を読んで、いわゆる目からうろこが落ちた。漠然と体幹ブームには違和感があったのだけど、あの四つん這いでプルプルしそうになるプランクが、どうしてもプレイの質を上げるとは思えなかったのを、わかりやすく解説してくれていた。サッカーもフットサルも、足でボールを扱うため、バランスを崩しやすい。下手な人の特徴の一つとして、すぐにバランスを崩すことが挙げられる。僕も前までそうだった。原因の一つは、股関節周辺と肩甲骨周辺の柔軟性と筋力が不足していることにより、手足の動きに合わせていちいち胴体(体幹)が揺らいでしまうことだと思う。ネイマールは、サムネイルのようなポーズをとってもバランスを崩さない。同じポーズをとろうとすると、おそらくバランスを崩すと思う。手足の動きに胴体が引っ張られるから。そういう意味では、プランクで得られる身体感覚は、むしろ動作の安定性を損なわなうような気もする。あれ、がちっと体を固める動きだから。股関節と肩甲骨をぐるぐる動かせるようになると、急にフットサルが簡単になる。僕はそもそもすごく体が硬いけど、ある程度の柔軟性は必須で、今後人に教えるときには、まずそれやって来てね一か月後に集合、と言いたくなると思う。言わないけど。

●また会いたいか、もう会いたくないか

人と会ったあと必ず、この人とまた会いたいかと自問する。人と会って話したりご飯を食べたりするのは楽しいけど、この世に惰性での人間関係のなんと多いことか。自問して、大して会いたくもないな、と思えば、もう連絡はしない。それが友だちだろうと親だろうと。いかに自分の気分と体調を良い状態に保つかが人生というゲームの肝だと思っている。それを邪魔する人とは付き合わないのが一番。そうやっていると付き合いのある人の数は限りなくゼロに近くなっていくけど、やっぱりゼロにはならない。1か2くらいあれば十分。

●ピザおいしい

最近の流行りはピザ。ピザおいしい。

●わしは闇米は食わん

わしは闇米は食わん、といばるけど、今お前が食ってるその米はなんなんだよ、という笑い話がある。その話が本当に好き。わかる、よくわかる。闇米なんて食いたくないよな。新橋の闇市に行くなんてまっぴらだよな。でも飢えるのはぜったい嫌だし、できれば、そういう汚い仕事は人に任せつつ、しかも人に任せているということを意識しないで生きていたいよな、わかるわかる。

●君の名は、あと出身と勤め先と年齢は

子どもに年齢を尋ねるときは自分の年齢を言う。常識。ぼく、いくつなの?って、お前それ50歳の人間に対して言えるのか、それともお前は年齢で相手を軽く見る人間なのか。フットサル場で、年齢は?仕事は?お住まいは?ときかれた。僕は別に何も隠すことはないので、南インド屋という名前で料理教室をやっていて新札幌に住んでいて30歳だとすらすら答える。聞かれたから北海道大学を出ているとも言った。でも、みんな、自分のことは言わない。いやあ金融関係で…なんて濁す。年齢も濁す。アイドルなら許す。皇居に住んでますというのなら許す。名前も年齢もなにもかも、できるだけ隠したいよな。わかる。僕はテレビ見ないから多分知らないけど。僕もあなたも、どうせ大した人間ではないし、大した勤め先ではないし、たいした年齢ではないくせになぜ隠す。もったいつけてから、いやあ北洋銀行で、なんて言っても、へえ、以外の感想なんて無いに決まっている。それともあれか、ふだんは居酒屋で店員に「おいお前、生ふたつ」なんて注文しているから、できるだけプライベートの姿を知られたくないのか。地下鉄で年寄りがゆっくり歩くのに舌打ちしているから、実は僕が仕事の関係の人だった、というのが怖いのか。とにかく、もったいつける人が嫌いだ。もったいつけても許されるのは、少年院での消灯後に布団の繊維でこよりをつくってランプにした話とか、農作業中にけしかけて脱走させた話とか、それクラスの面白い話を持っている人間だけだ。僕はもってない。だから勿体つけない。それで良いじゃないか。