雑記2019/08/05「つゆ抜き」「夕方の昼寝」

●つゆ抜き

吉野家に行った。つゆ抜きで注文する。むかし、ホリイのずんずん調査でも言っていたけど、いつのまにか牛丼のつゆが多くなってごはんがびしゃびしゃになったと。つゆだくという言葉が市民権を得てみんな頼むからそうなったのでは、と書いていたと思う。僕もつゆでびしゃびしゃになっているのが嫌いで、ちゃんと白いままのご飯が残っていて欲しい。だからつゆ抜きにする。

●夕方の昼寝

昼寝は15時までにしないと夜の睡眠に悪影響をうんぬん、と聞いたことがある。確かにそう思う。変な時間に寝ると、夜に寝つけなくなる。でも、夕方の昼寝が好き。札幌なら、16時くらいからがいい。カーテンを揺らして入ってくる風も、まだ熱いままで、シャツを脱いで転がってもお腹が冷えない。変な声の鳥がゲコゲコと鳴いている。そうしているうちに、熱かった空気がちょっとずつ冷めてくるのがわかる。一度脱いだシャツをお腹にかける。光もおだやかになってくる。これはもう寝るしかない。目が覚めてもまだ明るくて、夏休みが延長されたような、得をした気持ちになる。

●中学生の頃の決意

高校の教室に、教壇はなかった気がする。中学にはあった。木枠がはめられていて、身ごろは緑色だった気がする。昼休み、たしかその教壇を上ったり下りたりしながら、同級生の佐々木くんに、僕は二十代で隠居したい、と宣言した記憶がある。え?二十代で?はやくない?ときかれた。いやいや二十代だと念を押す。そして宣言どおりになった。佐々木くんは元気だろうか。僕は元気にしているよ。

●シュートが下手

おおきな課題が一つ残っている。僕は絶望的にシュートが下手。ほんとにへた。最近は頭の重みを前に置けるようになったので、ちょっとは良くなったけど、まだまだへた。強い球が飛ばないし、だいたいはふかしてしまう。ふかすというのは、ゴールより上に飛んで行ってしまうこと。ゴール数を競うゲームである以上、シュートが下手だと、サッカーがうまいとは言えない。だからそこを解決したい。ドリブルに関してはめどが立ったので、あとはシュート。今のところの考えとしては、そもそも、体が細長い選手はシュートがうまくない。プロ選手でも、これまで実際に見てきたアマチュアでも、細長い人はシュートが入らない。すくなくとも、ゴールゲッターではない。ちょっと低めの位置で準備動作をする余裕があれば強いシュートを打てる人はいるけど、DFと並走しながらしっかりゴールを決められるようなひとは見たことがない。ディマリアもマルコ・ロイスもネイマールも、シュートは上手だけど、ふつうのシュートを当たり前に決めて年間30ゴール、というタイプではないと思う。イグアイン、アグエロ、Cロナウドとはちょっと違う。

アグエロとかテベス、イグアイン、あたりは、まっすぐ前に体を折りたたんでシュートをしているように見える。アルゼンチンすごい。Cロナウドもそう。まっすぐ折りたたんで打てると、走るフォームとの接続が良い。だから、ふつうのゴールをふつうに決められる。それができればよいのだけど、そうはいかないから、斜めのひねりを加えるのが細長い人のシュート。

この人は、見るからに横回転。細長系の活路。ただ、上手だけど、フォワードとして活躍するイメージがわかない。 もうちょっと縦にならないと、走りながら打てなさそう。ということで、ハムシクがお手本になりそう。細長いけど、かなりフォワード的。

基本的に、右足でボールを蹴ると、左方向にボールは飛んでいく。斜めの力。だから、それに対抗するために、横向きの力が必要になる。さっきの日本人がわかりやすい例。アグエロとかCロナウドとかは、そもそもの体型とか上半身の筋力で、それを、縦向きの力で抑え込めているのだと思う。中間がハムシク。体を縦に折りたたみつつ、頭を右斜め下に振っているように見える。横振りにならないようにしながらも、ちょっとひねりを入れる、というイメージか。まずはそのイメージで今度練習してみる。