雑記2019/02/27「手」「雪解け」

2019/02/27

●手が黄色

ネットストアはまだ準備中だけど、先行販売を始めた。ご祝儀相場とはいえ、結構な注文が入った。ありがとうございます。商品画像もないのに注文する猛者のなんと多いことか。それで、今日は一日中ミックススパイスを作っていた。量って、乾煎りして、挽いて、詰めて、バキュームして、シールして。気が付いたら夜で、気が付いたら手が黄色かった。

●雪解け

春が来るのはうれしい。日が長くなるのもうれしい。円山の裏参道を通って六花亭の喫茶室に向かう途中、スキーウェアを着た小学生の女の子がふたり、溶けて小さくなった雪山に座っていた。ふっと小学生の頃の感覚が戻った。さびしい気持ちだ。アニメの最終回とか、小説を読み終えてしまうときのかんじ。なんだこれ、と思って、その女の子が喋りながらいじっている雪を見て、わかった。雪が解けて地面が出てくるのがいやなんだ。雪がつもると、あたりまえだけど、一面、雪になる。雪で覆われる。今までなかった山ができて、普段は寝ころべない場所で転がることができて、つららまで下がっている。雪を丸めれば球になる。絵本の世界。それが、暖かくなるとだんだん雪が下がってきて、地面がむき出しになる。もう遊べない。女の子二人が腰かけているのは、もう、遊べるような山じゃない。きっとあの二人は、名残を惜しんでいたのだと思う。まだいける、まだいける、と。雪解けは、一般に、喜びとして語られることが多いけど、雪解けのさびしさもあるなと思った。

●腰高でうっとり

僕は胴が長い。ときどき、足が長いと勘違いする人がいるけど、全然そんなことはない。長いのは腕と首。まあ顔は小さいほう。とにかく、胴は長い。僕の大好きな気持ち悪い動きのデンベレは、胴がすごく短い。なんか蜘蛛っぽいようなあ、と思って、なんでそう感じるのかと思ったら、胴が短くて、ほとんどが手と脚に見えるからだと思う。

すごいよね。内臓そろってる?ってかんじ。実際にこの人は胴が短いのだけど、とくに、前傾すると、胴が短くなる。最近の僕のテーマは、胸から下をぐりぐり動かすことで、こうすると、ちょっと、デンベレっぽくなる。前まで、デンベレの動きの仕組みがわからなかったのだけど、最近ちょっと見えてきた。真似はできないけど、わかりそうな気がする。ここ一週間くらい、ずっと、一日中、体をくねくねさせている。まじでずっとやってる。暇な人は、下の動画の11:53くらいから見てほしい。404の、ちょっと運動神経が悪そうな彼。その次の、407の彼。切り返しの位置が、407のほうが高い、そして、407の彼のほうが、胸から下がぐにっと曲がる。407のほうが、服の視覚効果もあって、足が長く見える。僕もたぶん、407の切り返しの位置の服を選ぶ。実際の腰の位置より上から曲げることで、なんだかすらっとした感じに見える、デンベレの気持ち悪さの源は、そこかもしれない、と思っている。あと、ネイマールが、足が長く見えるのもそれかもしれない。どちらも、細いせいもあるけれど。