パオバジ Pav bhaji
パンにもカレーは合うんですね。
いかにもストリートフードなこのパオバジの作り方を、ざっくりと紹介します。きっちり量って作るとインド人に笑われそうなので、ざっくり作って、がつがつ食べましょう。
ちなみに、ぜんぜん南インドではありませんので、悪しからず。
材料と手順
野菜を煮ます。最終的にどろどろにしたいので、圧力なべを使うと早いです。
今回は、じゃが芋3個、人参1/4、いんげんひとつかみ、カリフラワー適当です。水を入れて、圧力なべで10分ほど煮ます。
じゃが芋さえ入っていれば、あとは何を入れても良いと思います。グリーンピースなんかも良いですね。バランスとしては、じゃが芋が一番多ければ、あとは何でもよいです。
野菜を煮ている間に、ほかの準備をします。
まずはパオバジマサラを作ります。市販のものもありますね。
クミン小さじ2、コリアンダー小さじ2、ホールチリ4本、ブラックペッパー小さじ1/2、フェンネル小さじ1/2、クローブちょっと、シナモンちょっと、カスリメティ小さじ1、ヒングちょっと、アムチュールパウダー小さじ2
アムチュールと言うのは青マンゴーの粉末で、酸っぱいです。これがない場合は、最後に入れるレモンを増やしましょう。
これらのスパイスを、粉末にします。
ニンニク5かけら、生姜3cmをペーストにして、青唐辛子1本みじん切り、玉ねぎみ半分をみじん切りにしておきます。
野菜が煮えたら、マッシャーなどでつぶします。適当にぐちゃぐちゃしてください。
鉄板を熱して、バターを溶かします。バターはたっぷりです。そこに、ニンニクと生姜のペーストの3/4、青唐辛子のみじん切りを加えて、弱火で香りを出します。ニンニク生姜の残り1/4は、あとで加えます。
そこに、トマトの水煮を加えます。トマト缶の半分くらいで良いと思います。
つぶしながら炒めて、こなれたところでスパイスを入れます。
チリパウダー小さじ1、パプリカパウダー大さじ小さじ2、ターメリック小さじ1/4、パオバジマサラ大さじ1です。この写真を撮るとき、ターメリックを入れ忘れて、食べるときに気が付きました。水分が減ると焦げ付きやすいので、サラダ油を大さじ2くらい入れてください。バターでも良いです。
塩も入れます。小さじ2くらいだと思います。
水分が飛んだら、野菜をマッシュしたものを入れます。バター大さじ2も入れます。あ、バターは、好みでどんどん入れて構いません。パターはうまいです。
かき混ぜながら強火で熱して、水分を飛ばしていきます。
水分が飛んで色が濃くなったら、カレーを端に寄せて真ん中に空き地を作り、そこにバターを溶かします。そして、そこに玉ねぎと、さきほど残しておいたニンニクと生姜を入れて、透き通るまで炒めます。ただ、この写真では、鉄板に対してカレーが多すぎたため、ほとんど炒められませんでした。
かき混ぜながら、水分を飛ばしていきます。足りなかったら、バターやサラダ油を適宜足していきます。塩とパオバジマサラも、味が足りなければ、適当に加えます。
水分が飛んでしっかり色が濃くなったら、レモン汁大さじ1を加えて、ざっとかき混ぜ、カレー部分は出来上がりです。続いて、玉ねぎの時と同じように真ん中に空き地を作り、そこにバターを溶かして、パンを焼きます。このパンは、店員Aの手作りパンです。パンは何でもよいと思います。
ひっくり返して、裏面も焼きます。
適当に盛り付けて、食べます、玉ねぎのみじん切りやパクチーなんかがあると、とても良いです。
玉ねぎの炒め方が足りなくて、ザクザクと残っていますが、これはこれで良いのです。ターメリックも入れ忘れましたが良いのです。
家には鉄板があるのでそれで作りましたが、大きめのフライパンでも作れます。
パンで食べるカレーも、おいしいです。酒飲みにはたまらない、かもしれません。