雑記2019/10/04「迷いのミールス」「シベリアの孤狼」

●水道管工事

水道管の何かの工事をしているとは知っていた。けれど、ドリルが回転する轟音が部屋中に響いたときは、焦った。スパイス粉砕用のミルが誤作動したのかと思った。音が、近い。近い、というか、室内で何かが起こっている音がする。実際、床下何センチかの作業らしく、ほぼ室内。室内でドリルの轟音。上階では犬がぎゃんぎゃん吠えている。

●迷いのミールス

先日つくったミールス。料理はイメージ勝負、と偉そうに言っておきながら、イメージが固まらないままに作ってしまった。それでも俺なら何とかまとめるだろう、と突き進んだけど、まとまらなかった。それにしても、見た目は良い。ミールスは、見た目が良い。

●ダブルチーズバーガーセット

水曜日の午前中にフットサルをしている。栄町までいってやっている。新札幌から大通りまで行って、東豊線の端まで行く。終わってから、新札幌まで戻って、マクドナルドに行く。これは断言しても良いけど、マクドナルドはおいしい。外食の魅力が詰まっている。店の作りは明るいし入りやすいし、働いている人もかんじが良い。そして、昔よりパテがおいしくなっている気がする。なんだろう、油も、嫌な感じがしない。外で食べるご飯や売っている惣菜には「なんかよくわからないもにょもにょ」が多いけど、マクドナルドは、それがない。食べると、大体、たどれる。マクドナルドは、わかりやすい。

業務用食品の店に行くと売っている、袋入りのツナサラダや、冷凍のカニクリームコロッケなんかは、わかりにくい食べ物の代表例だと思う。味も食感も、もにょっとして良くわからないし、材料もわからない。調理工程もわからない。だけど、なんだか食べたことのあるような何かの味がする。原価と理想の距離を埋める、もにょもにょ。これを一定量以上摂取すると、お腹が悲しくなる。

それで、ダブルチーズバーガーセット。コーラとポテト。ポテトうまい、コーラうまい、チーズバーガーうまい、と繰り返していると、いつの間にかなくなっている。だって、全部おいしいんだよ。ポテトにコーラに、チーズバーガーだよ。もう他になにもいらないよね。あ、てりやきバーガーはもにょっとしているので結構です。ナゲットは、これ以上ないくらいに純粋なもにょもにょなので、観賞用です。食べ物ではありません。

●シベリアの孤狼

アメリカで大ベストセラーになったらしい本。凄腕パイロットがソ連の何かに捉えられるも脱走。インディアンの血を引く彼は、極寒の荒野の中をひたすらに逃げていく。復讐の炎を燃やしながら、サバイバルテクニックを駆使して突き進む。うひょー血が騒ぐ、と最初の20pくらいは思った。ところがこれが、かなりシュール。歩く、さむさに凍える、動物を殺して食べる、歩く、さむさに凍える、とひたすらに続く。一応ひととの出会いもあるけど、基本線は、歩く、食べる、凍える、の3つ。あいまあいまで、革で靴を作ったり、脂肪がいる!と考えたり、お茶を沸かして飲んだりする。これがベストセラーになる国アメリカは迫力があるな、と思った。