こんなに楽しい☆ 南インド屋の料理教室♪

札幌、東京、大阪(尼崎)で料理教室を開催しています。どうやら参加された方の反応を見ると、当教室は楽しい料理教室のようなので、教室はどんなものなのか、どう楽しいのかをまとめてみようと思います。そうです、直球の宣伝文章です。

・教室の概要

デモンストレーション型と言いながら、米を上げるのは人手が必要なので、手伝ってもらっています。これ以外にも、結構色々と手伝ってもらいます。すみませんねえ

デモンストレーション型の教室、つまり講師である僕が解説をしながら料理をして、皆様がそれを眺めるというのが基本的な構図です。コース制ではなく、毎度単発開催です。作るものは毎回違い、タミル的なマトンビリヤニ、ホワイトマトンビリヤニ、タミル的ノンベジミールス、バングラデシュのボッタ、というふうに、節操もなく色々と手を出しています。下ごしらえは自由参加で、0900開場、順次下拵えをし、1100本格開始となります。14時前くらいに出来上がって、16時くらいには解散です。参加人数は時によって違いますが、札幌なら10人前後が多いです。多くても15人かな。東京はほぼ毎回満席で、20名くらいが参加されます。大阪は満席で16名くらいかな。少人数ではないけど、有名講師の教室に比べると少ない、ギリギリ一対一で話をする時間があるくらいの規模感だと思います。価格は札幌で3800円、その他地域で4500円に設定しています。レシピも配布されます。概要はそのような感じですね。それでは特徴というか、変なところというか、そういうことに移ります。いや、自分としては普通のつもりなのだけど、やってみたら変だったようです。

 

・品数が多い

料理教室としては種類も量も作りすぎのようです。せっかくならたくさん見たいし食べたいじゃん?余ったら持って帰ればいいだけじゃん?みたいな気持ちでやっています。原価はどうなっているのか、儲けは出ているのかという問いには、笑顔で返します。ニコッ。持続可能性が不安になった方はスパイスレッスンを買ってください。まあ大丈夫なのでご心配なく。品数が多いということは、一品あたりを細かく解説はできないということで、これは欠点といえば欠点です。そもそも情報量がすごく多い教室であり、品数が多いとはいえ、一品あたりの情報量もかなり多いとは思います。一つ一つの工程を丁寧に追いたい!という声が多ければ試しにそうしてみてもいいのですが、まあ多分やりません。

 

・内容が変わっている

サンバルとチキンカレーくらいにしておくのが料理教室として無難なのは知っているのですが、面白くない気がしません?実は南インド屋の料理教室は、料理の習得のための教室ではなく、体験会に近いです。料理が出来上がっていくところを見て、実際に食べるのは、体験として面白いと思います。料理を習得したければ、自分で手を動かすの一番で、そのためにスパイスレッスンという商品を別に設定しています(宣伝です)。なんかよくわからないけど、あそこで食べたあればおいしかった、どこかでまた食べたり、自分で作ってみたりしたいなと皆様に思ってもらえれば、それで成功だと思っています。もちろん、レシピをお渡しするので、それに倣って自分で再現することも可能です。

 

・変わった食材が出てくる

アルブカラというドライフルーツ。手に入りにくいけどおいしい。前の教室では、そのまま齧ったりしたはず

家での再現性を考えすぎないようにしています。変わった野菜、ハーブ、米、スパイス、どれも再現性を考えすぎたら使えないものなので、いっそフルで使ってしまい、あとは自分で消化してねというスタイルです。スパイスをそのまま齧ったり、カレーリーフを齧ったりもします。こういう、新しいものに出会うことができるのも料理教室の楽しさだと思っています。

 

 

・動き回る

これはクートゥの途中かな。ミールスの時は品数が多く、完全に脳の許容量を超える。頑張ります

たくさんあるコンロをフル活用して、どんどん作ります。喋りながら歩き回りながら、鍋の中をかき回したり、煮え加減を見たり、忙しない時間が続きます。だから、じっと座って講師の話を拝聴するような教室ではなく、それぞれ好きなところにいて、好きなものを見ながら、疲れたら座ったり水を飲んだりしています。僕は全体に通るくらいの声量で話すので、割とどこにいてもよく、実際、ほとんどずっと座ったままの方もいれば、鍋の一番近くにきて覗き込む方もいます。僕は机にじっと座ってつまらない講義を聞くのが死ぬほど嫌いで、いや、ADHDではないはずなのですが、自然とこのような設計になりました。

・味見したり触ったりできる

調理途中の塩加減や、野菜の火の通し方をチェックできるのは料理教室の醍醐味です。スプーンを一人一個持ってもらって、自由にチェックしてもらいます。2度漬けは禁止。皆様礼儀正しいので、僕が「これをチェックしてみてください」と言ったものをチェックしていますが、自由になさって構いません。食べなくとも、かき混ぜる木ベラの感覚から得られる情報も多いです。前回の教室なら、マトンの煮え具合を何度か確かめました。初めは柔らかいのが煮えると硬くなり、煮込み続けてある点を超えると繊維が解けてきます。そのほどけるポイントを体感して欲しいのです。

・いつでも質問ができる

ゲストとしてカレープンジェの中野さんがいらっしゃることも。お手伝いをお願いしています

最初に述べる口上で、必ず「気になることがあったら、いつでも質問してください。僕はいつ質問されても平気なタイプです」と言います。人間、これが意外とできないんだよね、質問されるの嫌いな人っているからね。質問にはできるだけきっちり答えようと心がけています。こういう場だと、講師の回答に対して、あんまり納得できていないのに「わかりました、ありがとうございます」みたいに、あんまりつっこんで聞いたらいけない、みたいな日本の感覚が僕は嫌いです。聞きたいことは聞く、わからなければ重ねて質問する、講師は答えられなかったごめんなさいをする。南インド屋のお客様は、いい感じの人が多いので、平気でどんどん質問してくれるのが嬉しいです。いいんだよ、それが許される場だよ、ここは。そう、僕のことは日本人じゃなくて外国人だと思ってくれたらいいです。それと、南インド屋のお客様だから、理屈っぽい人が多いのでしょうね。明らかに高知能の人がゴロゴロいるんだよね、怖いね。

・話が面白い?

いや、面白くないとは思わないのだけど、面白いと自分で言うのも抵抗があり、でもまあきっと面白いのでしょう。僕はインド料理業界の人間としては、決定的にインド現地で仕入れた情報が少ない人間です。だから、どちらかと言うと「自分が作ってみてこう思った」「他の料理と比べてこういう違いがあると思う」「構造的にこうなっているから多分これもこうだと思う」といったことを話します。現地のことはアジアハンター小林さんの本を読んでください。それと、僕はインド料理が好きだけど、傾倒してはおらず、たくさんある料理の中の一つとして面白いよね、くらいの姿勢で取り組んでいます。このあたりは好みの分かれるところで、もっと、盲目的にインドに傾倒している人の話を聞きたい人もいると思うので、そういう人は東京にいくつかある、そういうお店に行ってみてください。

・料理がおいしい

 先日のタミル的マトンビリヤニとチキン65、ナスのトック。これは最高だったね

僕は料理が上手で、まともに作っているから、そらおいしいよねと思います。ちゃんと作ったインド料理はおいしいのです。話しながら計量もろくにせず(レシピには分量が記されていることが多い)どんどん作っている割には、ちゃんと良いところに着地しているのは、いつも我ながらすごいなと思っています。まあお金をいただいておりますので。

 

・たくさん食べられる

多分南インド屋の教室ほど料理がたくさん出てくるところはないと思います。ただのサービス精神です。客人を空腹で返すわけにはいかないという強い使命感があります。なんでだろうね。プライベートでもそうで、そういう性格なんでしょうね。おいしいインド料理が、絶対に食べきれない量積み上がっているのは、幸せな光景です。うっとりするね。特にビリヤニは大量に作ります。量が少ないビリヤニはビリヤニではありません。

 

・チャイが出てくる

食後に一人200mlくらいの牛乳を摂取している計算になる。いいね

大量に食べて、止めにチャイが出てきます。これもまたたくさん作るので、限界までお腹いっぱいになるらしいです。おいしいチャイは、たくさん食べた後でも飲めてしまうのですよね。僕はかなりチャイが上手な人間なので、チャイにも期待して良いと思います。ハイデラバード料理ならハイデラバード的なチャイを、タミルならタミルらしいチャイを、とすることが多いですが、僕はチャイのレパートリーが少ないこともあり、全然地域性のないチャイを作ることもあります。南インドならチャイではなくコーヒーだろうと考える方もいらっしゃいますね。そうですね、あなたは正しい。でも、コーヒーよりチャイの方が、作ってもらった感があって嬉しいんだよね。だからいつもチャイにしています。チャイのレシピに関しては難しく、雰囲気です、とか、気合いですと答えます。あとは、人に作ってもらうとおいしいものだから、自分で作って自分で味見しておいしくなくても、慌てないのが重要です。

 

他にも言いたいことがあるような気がするので、思いついたら追記します。

9月19日に札幌でタミル的マトンビリヤニ、9月26日に東京でタミルノンベジミールスです。どちらも空いています。珍しく申し込みが少ないので、少し悲しいです。みんな来てね!!!

札幌→https://minami-indo.shop/items/6a9a10232dae1800434aaca3

東京→https://minami-indo.shop/items/6a8adf1d47015e0581112ad6