おいしいチャイの黄金律

みなさまお久しぶりです。南インド屋の八島壮二郎と申します。南インド屋は今年の8月合同会社となりました。僕は代表社員です。役員報酬は月8万円です。

さて、牛乳が余っているらしいです。去年の暮れにもミルクチャレンジがどうのというニュースを見た気がしますが、今年もやはり余っているらしいです。そのニュースを見て反射的に「チャイセット買ってほしいな」という純粋な気持ちが沸き上がってきました。ちがいます。生産者さんと牛さんのことが心配で夜も眠れないほどになりました。だからチャイの記事を書きます。これを読んでチャイを作ってください。

 

まず、チャイの基本です。

チャイの作り方
小鍋で紅茶を煮出す→牛乳を加えて煮る→砂糖を加える 

 

そしてチャイの黄金律はシンプルです。

 

チャイの黄金律
乳脂肪と紅茶成分をひたすらに濃くせよ

 

 

細かいことは言わないので、とにかく濃い紅茶に濃い牛乳を合わせればよいのです。方法は何でもよいのです。

そこで、濃い乳脂肪と濃い紅茶成分を実現するための方法を述べます。これがそのまま、おいしいチャイを作るコツになります。

 

おいしいチャイを作るコツ1「水を減らす」

最初に茶葉を煮出すときの水の量は、少なければ少ないほど、仕上がりが濃くなっておいしいです。

 

おいしいチャイを作るコツ2「濃い紅茶を使う、もしくはたくさん使う」

CTC茶葉というチャイ向きの紅茶が手に入る方はそれを使ってください。普通の茶葉なら、多めに使います。ティーバッグの場合は、2個か3個くらい使えば当然濃くなります。小鍋で3分ほど煮出せば、濃くて渋い紅茶が出来上がります。香りが飛ぶのが嫌なら、蓋をして10分ほど蒸らしても良いです。どの方法でも構いません。とにかく濃ければOKです。

 

おいしいチャイを作るコツ3「濃い牛乳を使う、もしくはたくさん使う」

できるだけ乳脂肪分の高い牛乳を使ってください。濃ければ濃いほどおいしいです。濃い牛乳が手に入らなくても大丈夫です。薄めの牛乳をたっぷりと注いでください。最後のコツがあります。

 

おいしいチャイを作るコツ4「煮詰める」

煮詰めて水分が飛べば、濃くなります。どんどん煮詰めましょう。たとえ薄い紅茶と薄い牛乳でも、煮詰めれば濃くなります。カサが3割くらい減ると、かなり濃厚になります。

 

 

以上がおいしいチャイの黄金律でした。砂糖の量は適当です。しっかり濃く作ったチャイなら、砂糖が薄くても濃くてもおいしいです。問題は、シンプルに、牛乳と紅茶成分の濃さです。そこに注力すれば、チャイは必ずおいしく出来上がります。とにかく濃く、もっと濃く、さらに濃く、です。煮詰めれば牛乳をたくさん消費できて良いですね。