デート前のフェンネル風呂

フェンネル、fennel、ウイキョウ、フランス人はフヌユ、と呼ぶ、あの、うす緑のつぶつぶです。インドカレー屋さんのレジの横に置いてある、あれです。僕の昔のアドレスは、fennel-cuminでした。

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(前編)飲食店では水は無料で出てくる。良しとしよう。ではお湯は?

南インド屋が店舗営業をしていた時の話です。後編はこちら。

たしか、週末の昼下がりだったと思うのですが、若い女性の二人連れが、食後、「薬を飲みたいのでお湯をください」と仰いました。薬を服用するのは、一人だけのようでした。

まあ、そういうこともあるかな、と思い、それほど混んでいなかったこともあって、別のコップにお湯を入れてお出ししました。すると、薬を飲まない方の女性が、「わたしもください」と仰ったので、もう一つ、コップに注いでお持ちしました。しばらくして、お二人は帰っていきました。

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イオンの400円バナナとオーガニックのコノスル、それとサンマルクカフェ(後編)

昨日のバナナの話の続きです。

イオンがPBで出しているひと袋400円のバナナが、もっちりして華やかでおいしい、という話でした。資金も人材も持っている大企業ってすごいよなあ、と感じるおいしさです。

そして、僕の住む町新札幌では、その高いバナナは、3袋くらいしか棚には置いてありません。あまり仕入れないのだと思います。こんなにおいしいのだからもっと仕入れればいいのに、とは、ところが、全然思いません。むしろ、よくこの価格帯のを置いてるな、というのが感想です。そう、新札幌は、そういう場所なのです。

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みんな大好き「ポテトロースト」のレシピ

ポテトロースト Potato Roast(英) Urulai kilangu varuval(タミル)

ごはんにも合うし、きっとお酒にも合う、ポテトローストです。ポテトローストというと、ケララ州とタミル・ナドゥ州を連想しますが、このレシピは、どちらかというとタミル寄りです。厳密ではありませんが、そんなかんじです。フェンネルを使っている点、よりカラッと仕上げているところが、タミルらしいです。

ミールスの中の一品としても良いのですが、そのまま一品料理としても使えそうな、みんな大好きな味です。南インド屋で出していたときは、大量に作らなければいけない都合上、下茹でしたポテトを、油とスパイスで和えるように作っていましたが、こちらのほうが本式です。里芋、ヤム芋、など、ほかの芋類でも同じように作れます。

ポリヤルとは、高温でローストしている点が、違います。また、普通はpotato roastにはココナッツは入れません。いかにもロースト、という仕上がりにすると、potato roastらしいです。

動画を見て、まずはイメージをつかんでください。

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イオンの400円バナナとオーガニックのコノスル、それとサンマルクカフェ(前編)

イオンのバナナ売り場には、6種類くらいのバナナが並んでいて、一番目立つ位置にあるのは、「フィリピン産バナナ128円」でした。新札幌のイオンです。

ところで、ずっとイオンじゃなく「イーオン」だと思っていて、今でも心の中では、イーオンと呼んでいます。AEONって、どちらかというとイーオンのような気がするのですが、英語に詳しい方がいたら教えてください。あ、A.O.Nという、死ぬほどつまらないプロレス漫画もありましたね。何でもないローキックによろめく選手を見てアナウンサーが驚くのですが、みなさんご存知の通り、膝の裏に巻き付けるようにしてローが入ると、そこまで強い力でなくても、足にくるのですよね。「おい、だれかあの大学出のアナウンサーに教えてやれよ!!」と目の肥えた観客のおじさんが叫ぶ漫画です。うろ覚えです。

 

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南インド屋がサンバルに大根を入れない理由

南インドのサンバル

大根入りのサンバル、おいしいですよね。サンバルには大根、というイメージを持っている方は、結構いるかと思いますし、実際、日本のインド料理店で、サンバルに大根が入っている店は多いです。アーンドラ系列、ダバインディア系列、たしかマドラスミールスも入っていますね。札幌のjhadpulも入っています。コラムの方でまじめに書くなら、全店舗のサンバルを調べるところなのですが、ここではそれはしません。勘弁してください。それと、渡辺玲さんのレシピでも大根が入っています。ということは、アジャンタでも入っているのかもしれません。

南インド屋では、サンバルに大根は入れません。冬瓜を入れます。冬瓜は殆ど水で出来ていて、ほろ苦いような香りがします。100倍くらいに濃縮したら、大根になるかもしれません。

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トマト缶はうまい!あとは塩と油を入れればもっとうまい!

トマト缶っておいしいですよね。何処でも売っていて、ひと缶100円しなくて、便利に使えます。南インド屋でも、チキンカレーだとか、味の濃いものを作るときは、トマト缶をつかっていました。なんとなく、カットされたものより、ホールの方が美味しいような気がします。気のせいかもしれませんが。

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サードウェーブのコーヒは、突き詰めると生豆をかじることになるのか

珈琲って、苦いですよね。普段は水とぬるま湯とお湯ばっかり飲んでいるので、ときどきコーヒーを飲むと、味が濃いなあ、と目を瞬きたくなります。料理人たるもの舌を常に鋭敏にしておくべきだ、という考えがない訳ではありませんが、水ばっかり飲んでいるのは、そういうストイックさの発露というよりは、単純に嗜好の問題です。

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繁盛している街中の中華屋さんと、こだわりの珈琲

香州、という中華屋さんが、札幌はすすきのの近くにあります。

地図上で、北から南に向かってまっすぐ線を引きます。その線上に、北から、札幌駅、大通駅、すすきの駅、と並んでいて、大通りとすすきのの間には、狸小路という商店街が東西に走っています。その、狸小路のところに香州はあります。大通駅から地下の商店街を通っていけば、ほとんど雨にもあたりません。もちろん通し営業です。

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