レぺゼン地球のこと

話題のことについて書きます。レぺゼン地球がらみのことです。

はっきりと嫌な気持ちになって、なにが嫌なのかなあ、と自問をしてみました。久しぶりの、思わず口がへの字に曲がるような、嫌な気持ちです。時刻は午前1時。内省がはかどる時間帯ですが、良い大人は、この時間の内省は意味がない、ということも知っています。だからせめて、反射的にtwitterでつぶやくのではなくブログに書くのです。

さて、なんで嫌な気持ちになるのか、検討してみます。あくまで個人的な感情ですが、もしかすると、頷いてもらえることもあるかもしれません。

①同じくような被害にあった人の気持ちを云々

まさしくそう思います。人の感情には、配慮したほうが、配慮しないよりはよいと思います。でも、それでは、「嫌な気持ち」にはなりません。僕自身はそのような被害にあったことは無いですし、身近にも、そういう人はいません。想像力にかけた僕には、それを、自分のこととして怒ったり、批判したり、嫌な気持ちになることはできません。

②オオカミ少年になる可能性

これもそうですね。次、誰か、名前が売れている売れていないに関わらず、被害にあっていると告発したときの、検証コストの話でもあります。その通りです。そういう意味で、この炎上商法は悪質かもしれません。ただ、それも、①と同じ理由で、リアルな気持ちとして、嫌な気持ちになることはできません。すみません。たぶん想像力以外にも何かが欠けているのだと思います。

③このやり方が受け入れられる世界なんて死んでしまえという気持ち

書いているうちに、考えがまとまりました。

このようなやり方が、もし一定の効果をおさめ、彼らが一定の評価を得るなら、僕は、こんな世界は死んでしまえ、と素直に思います。彼らが悪いのではありません。世界の見方の問題です。おいしくもないのに雰囲気だけで売れているレストランがあって、そんなのが人気になる世界は滅びればいい、と世界を呪いそうになったこともあります。いまでは、「雰囲気を食べる人もたくさんいるんだよね」と言えるようになりました。心からそう思っています。でも、僕は、宣伝手法においては、まだ、そこまで言えるほどには、大人になっていません。だから、嫌な気持ちになるのです。世界が美しい宣伝手法で満たされていて欲しい、と思ってしまうのです。そんな世界はあり得ないし、それを望むのも、間違っています。子供の夢想です。

きっと、それぞれの業界で、同じようなことがあるのだと思います。不動産業界には不動産業界の「雰囲気で売っている不動産屋」「下品で下劣で効率的な不動産屋」が存在して、「雰囲気で売っているハンコ屋」「モラル皆無のペットショップ」などもありそうです。そもそも、世界は、そんなものなのだと思います。特に彼らの手法が特別あくどいわけではなく、数多ある、いやなかんじの商売のひとつなのだと思います。世界に嫌な気持ちをふりまきながら、元気に進んで行って欲しいです。見物人の感情には配慮する必要はありません。このまま、がんばってください。

最後に、個人的な抱負を。売れればいい、お金になればいい、という気持ちも、商人としては忘れてはいけない心構えだと思います。それでも、自分が思う美しさは、保っていたいです。今の僕の商売なら、「ためになる料理教室」をやりたいですし、「おいしいスパイスミックス」を作りたいと思っています。ぼんやりとした指標ではありますが、しょせんこの世のほとんどは五里霧中です。せめて自分の中にあるもやもやだけでも大切にして、何とか生きていきたいと思います。