雑記2019/01/30「冬の底」「うっとりと囁いた回数」

2019/01/30

●冬の底

料理教室が終わって、深呼吸をしに外に出ると、まだ夕焼けの前だった。日が長くなってきている。冬の底を脱したなと思った。そういえば冬至からひと月を過ぎている。札幌の冬は、精神的にも、落ち込みやすくなる気がする。悪路と寒さと重なって、飲食店には大打撃。あとは雪かきで体を痛めたり寝不足になったりする人も多い。そういう冬だから、冬至の前後一か月は、極力、六花亭円山店に行っていた。あそこは日当たりが良いから丁度良い。店員さんもかんじが良い。今年は3月にインドに行くから、あとひと月半くらいで冬が終わる。がんばる。

●メイクと香水

料理の次は何をやろう、と最近は考えている。料理は好きだし仕事にもなっているので続けるけど、新しいこともやりたい。最近、youtubeで服の仕立ての動画を見ている。候補のひとつ。自分に向いていて、興味のあることを考えると、たぶん、メイクは、料理と同じ方法論でいけそうな気がしている。あと、香水も良い。僕自身は、メイクはしないし香水はつけないけど、いけそうな気がしている。根拠はない。料理の時だってなかった。大風呂敷も、最後に無理くり括ってしまえばそれで良いと思っている。拡げるの大事。どう考えてもゲイに思われる趣味だし、自分でもそう思うけど、ちがう。ほんとうにちがう。まあ、キャラクターとしてその方が良いなら、そう名乗ることは躊躇わない。店に立っているときは、人付き合いが苦手で気難しくて、鍋の中しか見えていない人、という設定だった。さすがに常に演じていたわけではないけど、片足は常にそこに置いていた。元々、そのキャラに親和性がある気質だったのもあるけど、やっぱり、引っ張られる部分はある。そして、たとえば家に店員Aの友だちが来たときは、ぱっとその頃のキャラに戻る。僕がペラペラ喋る必要は無いし、存在感は無くて良い。役に立つ。

●うっとりと囁いた回数

何度も貼っているけど、何度でも貼る。

最初の歌詞を書き出すと

something in the way she moves

attract me like no other lover

something in the way she woos me

I don’t want to leave he now 

you know I believe and how

この歌っている人は、プロの歌手ではないのだけど、この最初の部分がすごくうまいと思う。ここからもう一度同じメロディが続いて、サビに入る。その辺りは、そうでもない。ミュージカル映画だから、書き出した歌詞の部分は、セリフに近いのかもしれない。それで、この人の発声に、いかにも英語話者、という特徴をかんじたから、真似をしている。しつこく歌っている。それで、なんとなく仕組みとしてはわかったのだけど、こう、いまひとつピンとこないでいた。何日か前、気がついた。きもちだ。感情だ。映画は見ていないから前後はわからないけど、裸で眠っている彼女をうっとりながめて絵を描いているシーン。どう考えても頭の中がうっとりしているはず。自然、歌い方もうっとりする。それだ、間違いない。収録は、もっと味気ない場所でしているだろうけど、きっと頭の中では、裸の彼女を思い浮かべてうっとりしているはず。彼は役者だ。絶対そうしている。僕も、うっとりして歌わないと。得意、そういうの得意。その方には申し訳ないのだけど、過去の記憶から勝手に出演してもらう。動画の、その女性のことは会ったこともないから、それだけだと、うっとりしにくい。自分の記憶も混ぜると、うまくうっとりできる。人間という楽器は面白いから、それで、がらっと音が変わる。 no other loverでふくらんで、その勢いで二回目のsomething in the way、ときて、she woos meで降りていく。技術じゃない。正確に言うと、うっとりしながらでも出せる技術がほんとうの技術なのかもしれない。よかった、500回くらいは歌っているから、うっとりしながらでも歌える。こうなるとやっぱり、母国語が英語の人の方が有利だ。英語でうっとりと囁いた回数が違う。よし、英語でうっとりするか。うっとりした時に自然と英語が出てくるくらいになったら、それは、語学の習得しては、かなり良いところまでいっている気がする。そうか、だから恋人を作るのが手っ取り早い言語習得の方法なのか。とても納得した。

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