食べ物エッセイなど

六花亭マイ・ラブ

南インド屋は六花亭の非公式スポンサーです。いわゆる食べて応援です。

それはあくまで冗談ですが、sponsorを、後援すると捉えれば、お金をつかうことは、だいたいがsponsorなのかもしれませんね。マクドナルドで680円を使ってビッグマックセットを食べることも、塊の肉をコストコで買って、家に帰って挽いてハンバーグにして食べることも、ある種の選択であり、スポンサーであるのだろうと思います。

そういうこともあって、適当なことにお金をつかうのは嫌いです。こだわりの、好きな本を並べてあるような、間接照明のやけに多いカフェに行って、コーヒーメーカーで淹れたよりおいしくないようなコーヒーに800円を払ったり、間違ってのこのこ参加してしまった飲み会の居酒屋で、飲み放題つき3500円を払ったりすると、ものすごくいやな気持ちになります。腹の底からむらむらと、あーもったいない、の一語がわいてきます。腹立ちまぎれにケーキでも買って帰りたくなります。

そう、六花亭の話です。六花亭って、あの、マルセイバターサンドの六花亭です。カフェもあるんですよ。

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スパイシーじゃないチャイ

お店として南インド屋をやっていたとき、チャイはとても人気がありました。チャイはおいしいですよね。

一杯300円で、忙しくないときならお替わりを注いだりして、サービス過剰かなあとも思ったけれど、まあいいかと、喜ばれるままに続けていました。店をやるうえで心の中にあったのは、いまは閉めてしまった「キッチン ねこや」という店と、こちらはまだ営業しているので名前は出さないけれど、ある定食屋さんのことで、この二つは、なんというか、原価いくらなん?と聞きたくなるような、もっとお金を払わせてください、と言いたくなるような、そんなお店です。どちらも北海道大学の近くにある店です。

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寒風のネパール豆

札幌の冬は、10月から4月までが寒いです。一年の半分です。ええ、春と秋は、目をつぶっている間に駆け抜けていきます。

そんな札幌に住んでいます。南インド屋、と名付けておきながら、札幌の冬には、ネパールの豆カレーがおいしいと思います。ダルです。

豆は何でもよいけれど、ムングダルでもひよこ豆でも、マスルダルでも何かよくわからない豆でも、何でも良いのだけど、個人的には、皮付きのウラドダルが好きです。あの、ワダとかドーサとかにも使う豆の、皮付きバージョンです。

ウラドダルを圧力なべで10分くらい煮て、それに炒めたニンニクと、黒くなるまで油で焦がしたジンブーを入れて、塩はちょっときつめにつける。ご飯にかけるからね。ジンブーというのは、ネパールの枯草みたいな藁みたいなハーブで、ニンニクとかニラとか、そういうにおいがします。

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『タニグチイドゥリショップ(仮称)への道7』に参加しました

2017年1月19日の晩、東京は新小岩で、ティファンの集いがありました。新小岩って錦糸町の右側なんですね。

主催者は、Taniguchi Naokiさんという、インド料理を研究する方で、「スパイスが足りないブログ」の筆者でもあります。おそらく、南インド料理好きの方でこのブログを知らない方は居ないでしょう。

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