食べ物エッセイなど

スパイスへの思い入れ。馥郁としたカルダモン。

高価なスパイスと言えば、サフランが一番で、そのあとに、カルダモン、クローブ、ブラックペッパー、と続いて、あとは大体同じです。あ、ナツメグ、メース、ブラウンカルダモン、スターアニスあたりも高いですね。使用頻度が低いものでどうも。

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キャベジンいらずの飲み会

会社を辞めた理由のひとつに、飲み会があります。

国内外に拠点のある、かたいメーカーです。非上場ながら、わりとちゃんとした会社でした。

勤め始めのこと、若手社員に、飲みに行くぞと言われ、数人で近くの焼肉屋に飲みに行きました。ふつうの焼肉屋です。

ヤシマなにが食べたい、とメニューを渡されたので、たしか、コロッとした牛ホルモンを頼んだ気がします。店員さんが、あれ?という顔をします。

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値上げが喜ばれる時代になるかもしれない、という話

安いのは、嬉しいです。マクドナルドや牛丼戦争に辟易する世相を鑑みると、昔ほどではないのかもしれませんが、それでも、安さの魅力は変わっていません。

それが、もしかしたら、値上げしたら喜ばれるような時代になるかもしれないと、卵を見て考えています。

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スパイスへの思い入れ。クミン、その万能性。

クミンへの思い入れは、正直に言ってあまりなくて、なんというか、クミンとは心が通じないのです。おいしいし大好きなのですが、使っているときはいつも、「使うとおいしくなるからつかおう」とか「使うとインドっぽくなるからつかおう」というような気分で使っています。マスタードを使うときの「ひょー、マスタード入れちゃおー」という気持ちや、フェネグリークを熱した油に入れた時の「うほおー」という恍惚とした気分とは、大分ちがいます。

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ひとに褒められるということ

南インドのミールス

厨房に立っていた時期は、お褒めの言葉を頂くこともありました。そして、褒められたときこそ、気をつけるようにしていました。今もそうです。

ひとに褒められると嬉しいですが、本当は、あまり褒められるのが好きでありません。

褒められるのが好きでない理由は、三つあります。

大したものを作っていないから、ひとは本当のことを言わないから、そして、自分で自分を褒めるのが一番の原動力だから、という三つです。

ある程度の普遍性をもつことだと思うので、長々と述べていきます。

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明治THE chocolateとmorozoffのチョコ

バレンタインデーには、チョコを贈るものですよね。

バレンタインデーと言えば、小学生の頃に、話したことも無い女子が「やしまくんと一緒にカラオケに行った。やしまくんのおかあさんも一緒に。そしてこのティンカーベルのキーホルダーをくれたの」と吹聴し、そして僕にロイズのアーモンドチョコをくれました。勘弁してくれよ、と思ったけど、そのチョコレートは実においしかったです。アーモンドがこれでもかと入っていて、チョコも濃厚で、2017年現在の同製品と比べると、隔世の感があります。昭和は遠くなりにけり、世界的な原料高なのですね。

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心の中のまる子がよろこぶクロワッサンチョコ

JR札幌駅の、ここはテナント料高いだろうなあ、という場所にPaulが出来ました。2014年のことです。ほとんど駅構内、と言って良いような、一番人の通る場所です。まえはBEAMSかSHIPSがあった気がしますが、あまり流行っていなかったと思います。いや、パンって当たると儲かるのですね。

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デート前のフェンネル風呂

フェンネル、fennel、ウイキョウ、フランス人はフヌユ、と呼ぶ、あの、うす緑のつぶつぶです。インドカレー屋さんのレジの横に置いてある、あれです。僕の昔のアドレスは、fennel-cuminでした。

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